BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
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秋田の夏休み② 雨の角館と男鹿温泉

2009-08-18 20:46:07 | デート日記
キャンプ2日目。
1日目の夜に降り出した雨は、朝方かなり強い雨になってしまい、外に出るのもはばかれるほどになりました。
洗顔やトイレの度に傘をかぶって出るのですが、その都度濡れてしまう。
元台風8号の低気圧みたいで、これはやみそうには見えない。
この日は一日こんな日になるんだろうなぁという感じ。
しょうがないので少し雨が弱まるまで、テントでごろごろ。。。
昨日のカレーをテント内で温めなおして食べたり、
先日紹介したコーヒーメーカーでコーヒーを作って飲んだり。
それでもいつまでもこうしてはいられないと濡れるのを我慢しての撤収作業。
キャンプ場のチェックアウトの時間もあることだし。


キャンプ場を出たら、まずは田沢湖の共同浴場へ。
とにかく雨でぬれて冷えた体を温めて着替えたい。
この温泉の名前は「東風(だし)の湯」。
大雨の中でお盆の午前だからか、すごく人もまばらで貸し切り状態です。
ジェットバスを堪能しました。


お風呂から上がり、角館を目指して走ります。
角館は田沢湖からは車で30-40分。
弘前同様、みちのくの小京都です。
佐竹氏の納めた角館。
とにかくすごい大雨。
角館の駐車場に車を停めて、武家屋敷のメインストリートに出るのですが、やっぱり濡れてしまうね。
ここでは、彼氏が佐竹氏の資料館(鎧なんかを見たいらしい)を見たがったので、
武具が公開されてる「青柳家」と「石黒家」へまず見学へ行く。
上級武士のお宅なんで、なんとも立派な作りです。
映画の撮影にもすぐ使えそうです。
2つの家を見学した後で、ちょうどお昼時だったのでお腹が空いてきました。
「るるぶ」で紹介されてる角館豆腐が食べられる「源八」というお店へ行きました。
武家屋敷の通りからは外れて、商店街の方へ行くので歩いて10分ほどかかりました。
濡れてしまっているし、お腹もすいてるので疲れてたのですが、
ぬわんと!シャッターが閉まってるみたい。
お盆お休みですかーーー。
あー、残念。
かなりかなり悔しかったのだが、しょうがない。


他に何か豆腐料理が食べれる店をと、おなじくるるぶに載ってた「角館しちべぇ」に行きました。
ここはさすがに開いてました。
角館らしい和風の蔵造りの料亭で、テーブルも庭が見える堀炬燵でしたし、腰をかけた時はほっとしました。
どうせならとここでは「豆腐三昧」という料理を注文。
湯葉やら厚揚げやら色々なお豆腐料理をおいしく堪能しました。
○角館しちべぇ http://www11.ocn.ne.jp/~sichibei/


ご飯を食べた後は、再び武家屋敷ストリートへ。
最後に「岩橋家」を見学しました。
ここは「たそがれ清兵衛」の撮影場所として使われた武家屋敷で、先にみた青柳家や石黒家と比べて、拝観料が無料です。
入り口の門の屋根には苔がむしていていい雰囲気だと思いました。
武家屋敷は雨も似合いますねぇ。
でも角館は何といってもしだれ桜の名所ですから、桜の咲く時期に一度来てみたいものです。

 
あと、武家屋敷メインストリートになにやら猫の看板が。
猫カフェと猫グッズの店がこんなとこにあるみたいです。
猫好きのアンテナがこんな店を発見しました。
店内にはかわいい猫のグッズが色々売られていました。
そしてグッズ売り場の横から家の中に上がると奥の座敷にカフェもありました。
このお店にいる猫ちゃん達の写真まで売っています。
何か記念に買おうと思ったら、彼氏に何か買ってあげると言われたので、「ガーゼタオル」を選びました(↑)。
かわいい猫柄で、最近ガーゼタオルがとってもお気に入りなので使いたいと思いました。
ちなみにこの日は雨のためか、この店の猫ちゃん達は家の奥にいるらしく姿は見えなかったです。

さて、一通り観光した後は角館から男鹿半島へ移動。
大雨・洪水警報が出てるので川は増水してすごかったです。
しかし男鹿へ着く頃には雨もやみ、曇り空の中から青空さえちらほら見ていました。
ほんとなら男鹿のキャンプ場で2泊する予定でしたが、
雨の予報が心配だったので、この日はキャンセルして男鹿温泉の旅館を急遽前日に押さえました。
男鹿半島には北側に男鹿温泉郷というすばらしい温泉地帯があります。
しかし予想に反してこの日私たちが予約した「湯本ホテル」は男鹿温泉郷のある海側ではなく、山の奥地にありました。
 
旅館の外観はいまどきこんなホテルがあるのか?っていうくらい、昭和の映画に出てきそうな風情ですが、中の作りもかなりレトロでした。
従業員さん達の着ている制服もどこかの会社の昔の事務員さんみたいです。
ま、でもお盆の最中にいきなり前日に予約できただけでもめっけめんです。
ホテルの前には温泉の源泉が流れてました。
和室でしたが、部屋の広さも悪くなかったし、こぎれいした。
電話がジーコジーコ、まわすタイプだったのは驚いたけど。
4時にチェックインして部屋に入るとほっとして、それから1時間ほど昼寝してしまった。
夕方、夕日の名所「入道崎」へ行ってみたのですが、あいにくの曇り空で小雨も降ってきて、男鹿のすばらしい夕日は見ることができませんでした。
彼に見せてあげたかっただけに、残念です。
旅館に再び戻ると、けっこうあちこちから来た車が止まってました。
名古屋に東京に、、、ETC効果のせいかなぁ。
お風呂もかなり古いつくりで、お湯もよく浴槽もかなり広かったのですが、浴槽の下が荒削りコンクリートみたいで痛かったです。


さて、お風呂のあとは夕ご飯。
これが期待以上でした。
さすが、男鹿!
海の幸がたっぷりです。
マグロやタイのお刺身がすごくおいしかった。
あとカニもあったり、ハタハタ寿司やもずくや焼き魚もおいしい!
私はかなり大満足でした。
あと従業員さん達が親切で、とっても古い宿(男鹿で一番古い?)だけど、悪くなかったなぁと思います。

●湯本ホテル http://www.namahage.ne.jp/~yumoto/index.htm