BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
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ハリーポッターと謎のプリンス

2009-08-22 10:25:34 | 映画・TV・観劇
ハリーポッターの映画版6作目ですね。
いよいよ、映画もクライマックスへと近づいてきました。
あの小さかったハリーももうすっかり大人。
しかし今回の映画の中の主役たちは割りと髪型といい、
雰囲気が一番最初の作品に戻ったかのような雰囲気でした。
一時期、ロンが髪の毛がながかったり、
ハリーの髪の毛が短すぎたりと、
なんか違うなぁ?ハリーというよりダニエル・ラドクリフじゃんって思ったことがあったのですが、今回は普通に「あ、ハリーだ」と思えました。
唯一変わらないのは、エマぐらいかなぁ?
彼女はますますきれいになっていくね。
今回は恋愛話が一番気になるとこでした。
ロンはちょっとわかりにくけど、ハーマイオニーがめちゃロンのこと好きなんだなぁと思いましたね。
それをなぐさめるハリーも素敵。
ロンが一番バカだなぁと思いましたよ。
ハマイオニーが泣いているのに、自分を好きなラベンダーに夢中(たぶん、今までそれだけもてなくて彼自身つらい思いをしたからだろうが・・・!)になってしまうあたり。
最後の最後で気を失ったロンがハーマイオニーの名前をつぶやいて、
それを耳にしたハリーとハーマイオニー。
ハリーがやさしくハーマイオニーにわかったように笑いかける無言の視線のアイコンタクト。
この二人の男女の友情もなんか素敵ですよね。
ハーマイオニーはハーマイオニーでハリーのジニーに対する気持ちがわかり、
あえて自分のロンに対する気持ちと比べて同情するあたり。
こう見るとロンが一番何もわからずノー天気(B型か?)に見えますが、
あのバカさ加減を見てるといつもいつもほっとします。
特に暗いシーンが多いハリポタにおいて彼のような存在は太陽ですね。
私もロンが大好きです。
だからハーマイオニーの気持ちが良くわかる。
ああいう人はどこかほっておけない魅力があるんだよねぇ。

さて、恋愛以外ではダンブルドアの大活躍が見もの。
ウォルデモートの隠した分霊箱を探すために、自ら毒のような水を飲み干す傷ついていく姿が痛々しくて。。。
でもそのあと魔法でハリーを助け、戦う姿がかっこいい。
残念ながらこの回で彼はいなくなってしまうのですが、
ハリポタの中でも1,2位を争うほど私にとって好きなキャラクターです。
お茶目でとってもすごい魔法使いなのに、人間臭いところ。
最後に明かされる(7作目の話)彼の秘密にますます好きになりました。

あと映画の予告でも言っているんだけど、
恋愛に浮き立つホグワーツでただ一人そこに混じらない孤独な人がいる。
私は始めこの文句を聞いた時に、てっきりハリーのことだと思ってたのですが、
映画を見てそれはハリーではなく、マルフォイのことだとわかりました。
闇の帝王にダンブルドアの暗殺を命じられ、逆らえば自分はおろか家族の命もなくなってしまう。
苦悩してやせていくマルフォイの姿が印象的でした。
いつものグラップ・ゴイルの3人組も出てこないし。
あまりに暗いマルフォイの姿に思わず、今回の扉写真にしました(↑)。
実はマルフォイも好きなキャラなんですねぇ。
基本的にハリポタのキャラはみんな好きだけど。

最後にタイトルの謎のプリンス。
彼の本のおかげでハリーは次から次へと成績が上がる。
ハリーにとってまさに虎の巻のような役割。
最後の最後であのスネイプの学生時代の本だとわかるのですが。
ダンブルドア亡き今、これからはスネイプがすべての鍵ですね。
ほんとにこの役者さんもいつもいつも変わらずあの雰囲気、すばらしいです。
最終話は再来年あたりに公開になるのかなぁ。
どっちにしろ楽しみです。