BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
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オークン!カンボジア旅行⑤ 

2010-05-12 21:51:57 | 旅行
トムの観光の後は、また入り口までマイクロバスで送ってもらい、そこから歩いてプノン・バケンへ夕日を見に行く。
ここは小高い山の上になっていて、坂道を20分から30分ほど歩いて登る。
てっきりバスか何かで連れて行ってもらうと思ったので、トムの出口からそのまま歩いていつの間にか坂道になったときは驚いた。
しかもどのツアー客も同じなのか、国籍問わずすごい数の人が登っていく。
これだけたくさんの人が昇って夕日を見る場所なんてあるんだろうかと思った。

 
上まで登るとちょうどよい日暮れの時間になっていて、目の前が開けた。
大きなピラミッドのような遺跡があって、中央に階段が見える。
そこにすごくたくさんの人がぎゅうぎゅうで腰掛けて夕暮れを待っていた。
ここはとても有名な夕日スポットだからだ。
リーさんから自由時間が与えられ、私たちは階段を登り頂上まで行くことにした。
しかし上に行っても人がすごくて写真を撮るのでさえ難しそうだ。

 
この日は晴れていたからとてもいい夕日が見えました。
夕日の沈む方角に西バライ大貯水池が見えます。
ってことは東に立てられたアンコールワットは全く反対側にあるんだ。
お坊様の団体にもあいました。
若くてかわいい僧達です。
カンボジアでは誰でも僧になることができますが、日本と違いお酒も飲めないし、結婚もできない厳しい仏教です。
ガイドのリーさんは日本のお坊さんのガイドもしたことがあるそうで、結婚してて、酒も飲むし、女の子とも遊ぶし、日本のお坊さんはいいですねぇ。。。なんて言ってました。(たしかに)


上には象が居ました。
アンコールトムにも象乗り場があって象で回ることが(午前中)できるらしいのですが、この日は午前と午後の予定が反対になってしまったために、トムでは象をみれませんでした。
プノン・バケンでも象で上り下りができるみたいです。
15から20ドルほどだそうです。
ゾウは今まで乗ったことがないのでやりたかったけど、団体行動なんでできなかった。
彼氏いわく(タイで乗った事があるらしい)、乗り心地はあんまり。。。らしい。


この日のディナーは「チュナン・ダイ」(カンボジア式鍋)を食べました。
お肉は海鮮、芋などの野菜に豆腐に春雨などが入ってます。
だしはあっさりしていて、そのままでもおいしいし、特製のタレ(甘辛マヨネーズ)をつけて食べることもできます。
またデザートに出たバナナのてんぷら(フライ?)がすんごくおいしかった。
彼氏が「俺は苦手な味だ・・・」というので彼氏の分も二人分食べれてハッピー!!

 
食べてからすぐにスバエク・トーイ(影絵芝居)が始まり、そしてカンボジアの伝統民謡アプサラダンスも始まりました。
とにかく始まったら見るのに集中したいので、チュナン・ダイを食べるのを一時止めなくてはいけないのだが、動き出した胃が食べたいというので、チョコチョコ入る休憩&説明の間に急いで小鉢に具を取り込んで見ながらそれを食べるという忙しさだった。
個人的に食べる時間と見る時間に分かれてるかと思ったので、ずいぶん忙しいツアーだなと思った。
でも最後にちゃんと主演者との写真撮影もあったし、説明も日本語ですべてしてくれたのでとてもよくわかった。
日本語はやっぱり難しいのか、カンボジア人の子が一生懸命話しているのを聞くとなんかほほえましい気になった。
影絵はすごくわかりやすく、一人の女性をめぐる男性同士の持つ牛の戦いみたいな話でした。
言葉はわからなくても絵だけでけっこう楽しめるし、伝統音楽の演奏もいい。
続いてやった伝統舞踊は農家の男女が踊るココナッツダンス(すごく活気があった)や子供たちのおサルのダンス(かわいい!)、そして一番人気のアプサラダンスと続いた。
アプサラは一番楽しみにしてただけあってさすがにきれいで、5人の女性が並んで踊り花を撒き散らすロータス・フラワー・ダンスなどすばらしかった。
カンボジア人は日本人以上に幼い顔立ちで若く見えるのだが、やはりきれいにお化粧するとそれなりに見える。
アプサラは手がすごい特長的でこの手の動きによって、命の営みを花であらわしているらしい。
というわけで、怒涛のごとく観光一日目のスケジュールが終わった。
ハードなスケジュールだったな。。。この日は買い物にも行かず、早めに寝た。
というのも次の日はアンコールワットの朝日を見に5時集合だったからだ。
この模様は、、、⑥に続く。