まだまだ続くよ、カンボジアネタ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_nika.gif)
この旅行で初めて彼氏と海外旅行をした。
遠距離なので、いつも会えたとしてもせいぜい3日がいいところだったのに、7日間も一緒にいた。
よく言うのが旅先でその人のいやなところが見えるとか、がっかりするとか。
私たちの場合、毎回のデートが旅のようなスタイルなため、この手の心配は全くなくすごく自然で一緒にいるのが当たり前のような、それでいてとっても楽しい毎日だった。
なんであっという間に過ぎてしまった。
ツアー3日目の朝、アンコールワットの朝日を見に行った。
日の出の時刻、石に腰掛けまさに今昇ろうとしてる太陽の姿をその方角へ必死に目を凝らしてるときに彼がおもむろにリュックから手紙を出してきた。
実は前の日、私が昼寝から目覚めたとき彼が何かを書いてて慌ててしまったのを見た。
その手紙はそのとき書いたんだろうなぁとすぐに思いついた。
一瞬でも目をそらすと太陽が出てしまう。
何でこんなときに手紙なんか・・・と思ったけれど、何か彼がまじめな感じだったのでおそるおそる手紙を読んだ。
たぶん、今回の旅に関する感謝の手紙かなぁと思ったけれど、手紙の中に「結婚」という言葉が出てきたのでドキリとした。
彼が手紙の中で、アンコールの神々に誓いをたててる。
「私と結婚します。そして私を一生幸せにします。」
この書き方というか内容がちょっとわかりにくいために(というか、私が鈍いのか?)、すぐにはわからなかったが、「これってもしかしてプロポーズっ!!」と彼に問いただしてしまったくらいだ。
彼は黙ったまま、うなずいた。
その瞬間。。。私は頭の中ですごーくグルグル考えた。
「どうしよう。。。まさか今言われるなんて」というのが本音だ。
ぶっちゃけ、まだ早いと思ってた。
私の中ではもう少し先、、、来年ぐらいにこの話が出てほしいなぁと思ってたので、自分の予想よりもだいぶ早くこのときが来てしまった感じだ。
どう返事すればいいのか、少し考えさせてとか、まだ早いと思うとか、、、。
しかし今は旅行中である。
せっかくの海外旅行、楽しい旅行にしたいので、その最中にあいまいなことを言って楽しい雰囲気を壊すことはしたくない。
それに考えてみたら、たとえ今色々な問題があって熟してないと思っても、これから共に準備を進めていく中でお互い解決していけばいいのだ。
何もすぐに結婚するわけではないし、川島直美のように一年間婚約期間があってもいいではないか。
そうか、具体的に話を進めるのはゆっくり時間をかけてやればいいし、早くても遅くてもいずれ私は付き合っていく限り、彼とは一緒になりたいと思ってた。
だったら同じことだと思った。
そんなことをわずか10秒ほど頭の中で色々考えて、私は「はい、ではよろしくお願いします」と自然に答えた。
自分としては人生一度のプロポーズは涙が出るほど感動するとか、彼に抱きつきたくなるほどうれしくなるのでは、、、と思ったが、ただただ動転してめっちゃドキドキして、それだけ答えるのが精一杯だった。
声も震えていたと思う。
それはたぶん彼も同じだったと思う。
二人を取り巻いてた張り詰めた緊張した空気がまだ切れていない中で、ふと気がつくと空が明るくまぶしく、アンコールワットの塔の上に輝く太陽が光っていた。
おかげで少し現実に戻った気がして、「そうだ!!写真、写真!!」と慌ててシャッターを押した。
前日は雨で朝日は見れなかったらしい。
実はこの次の日も曇りでぼやけていて太陽は見えなかったらしい。
でも私が見た日は、空はすっきり晴れて太陽が鮮やかに空を染めた。
そんなすばらしい朝日を見てしまったからには、「未来が明るい」気がした。
この今日の始まりに昇る太陽は、これからの人生な気がして自分のさっき一瞬迷った心があっという間に晴れていった。
すがすがしい気持ちでアンコールワットを後にした私。
彼氏は出口を出ても、バスに乗ってもホテルに戻って朝ごはんを食べても、「まだ緊張しているよ。。。」と言ってた。
実は前の晩も色々考えて、結局夜の2時からずっと起きてたらしい。
その話を聞くにつけても、彼がプロポーズの言葉をあえて口にして言わなかったものの、あの手紙を渡した時の緊張の度合いを思い、とてもとても勇気がいる大変なことだったのだなぁと察した。
男の人が「結婚」を口にするのは、女性が考える以上に重く、デリケートなんだなと思った。
ところで手紙には続きがあって、初め彼は水色の封筒を私に渡した。
その中身が先ほどのプロポーズである。
私はOKの返事を伝えると彼がまたもや封筒を渡してきた。
今度はピンクだ。
「また?今度はなんだ?」と開くと、中からある用紙が出てきた。
見たことあるようで見たことがない。
「婚姻届」だった。
これにはもっともっと予想外。
中は彼の名前と生年月日が記入されていた。
現住所も本籍も何も記入されていない。
驚いた。
「とりあえず持ってて」と言われた。
よくドラマでいう半分だけ記入されてて・・・みたいな感じではなく、名前と生年月日だけ記入。
中途半端で意味がわからないが、「これは浦安のだから、もし親に青森県のじゃなきゃだめだって言われたら困るから」と言ってきた。
うーん、それは別にどーでもいいと思うけど、まさか婚姻届までもらってくるなんて、いつもいつも私の予想をいい意味で裏切る人だ・・・とある意味感心してしまった。
あまりのことでつい笑ってしまった。
だからこの人と居ると飽きないのだよなぁと。
ちなみに書き損じのために2通もらうらしいが、彼は早速間違えてしまい、手紙に入ってたのは2通目だったらしい。
名前と生年月日だけなのに書き損じって。。。突っ込みたくなる。
でも、彼にはとても感謝しています。
私のことを大切に真剣に考えてくれたこと。
あの時「まだ早い」なんて一瞬考えたが、実際今になってみると、結婚のことを言われてとてもとても「安心している」自分がいる。
まだ何一つ結婚に向けて具体的には決まってないものの、以前とはあきらかに自分の中で心に幸福と安らぎ(余裕ともいう)が満ちているのがわかる。
彼とお別れするときも「もう寂しくはないね。これからは僕たちはひとつの道だから」と言ってくれたのがすごくうれしかった。
そう考えるといずれ一緒に居るのだから、今離れていてもそれがほんのわずかな時に思えてくる。
だから寂しいというよりは安心感がすごくある。
今までより近くで並んで歩こうと徐々に遠いところから歩み寄って来たけれど、今度は一緒に並んで同じ方向を見て歩いていける。
とっても幸せなことだと感謝しています。
カンボジアがまさか人生の分岐点になろうとは、旅行前には考えても見なかった。
アンコールワットは私にとって一生忘れない思い出の地になりました。
さて、今後ですがお互いの意思は決まったものの、まずは両親に彼が挨拶に行くのが筋でしょうが、彼曰く「まだ話す決心がつかない」とのことだそうだ。
話すのに言葉とか考えて、決心するまでもうちょっと待ってほしいと言われました。
なんでお互いの予定が夏まであるので、まず親に話すのは(この時点で公式に婚約したというのでしょうね)秋以降になるかと思います。
その前に7月に東京へ行くつもりなので、そのときに婚約指輪を見に行くつもりです。
個人的には仕事を辞めたり、引越ししたり、入籍とかは来年に入ってから実行するのでいいと思います。
とにかく一つ一つをゆっくりじっくり時間をかけて準備をしていきたいと思います。
とりあえず、報告まででした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_nika.gif)
この旅行で初めて彼氏と海外旅行をした。
遠距離なので、いつも会えたとしてもせいぜい3日がいいところだったのに、7日間も一緒にいた。
よく言うのが旅先でその人のいやなところが見えるとか、がっかりするとか。
私たちの場合、毎回のデートが旅のようなスタイルなため、この手の心配は全くなくすごく自然で一緒にいるのが当たり前のような、それでいてとっても楽しい毎日だった。
なんであっという間に過ぎてしまった。
ツアー3日目の朝、アンコールワットの朝日を見に行った。
日の出の時刻、石に腰掛けまさに今昇ろうとしてる太陽の姿をその方角へ必死に目を凝らしてるときに彼がおもむろにリュックから手紙を出してきた。
実は前の日、私が昼寝から目覚めたとき彼が何かを書いてて慌ててしまったのを見た。
その手紙はそのとき書いたんだろうなぁとすぐに思いついた。
一瞬でも目をそらすと太陽が出てしまう。
何でこんなときに手紙なんか・・・と思ったけれど、何か彼がまじめな感じだったのでおそるおそる手紙を読んだ。
たぶん、今回の旅に関する感謝の手紙かなぁと思ったけれど、手紙の中に「結婚」という言葉が出てきたのでドキリとした。
彼が手紙の中で、アンコールの神々に誓いをたててる。
「私と結婚します。そして私を一生幸せにします。」
この書き方というか内容がちょっとわかりにくいために(というか、私が鈍いのか?)、すぐにはわからなかったが、「これってもしかしてプロポーズっ!!」と彼に問いただしてしまったくらいだ。
彼は黙ったまま、うなずいた。
その瞬間。。。私は頭の中ですごーくグルグル考えた。
「どうしよう。。。まさか今言われるなんて」というのが本音だ。
ぶっちゃけ、まだ早いと思ってた。
私の中ではもう少し先、、、来年ぐらいにこの話が出てほしいなぁと思ってたので、自分の予想よりもだいぶ早くこのときが来てしまった感じだ。
どう返事すればいいのか、少し考えさせてとか、まだ早いと思うとか、、、。
しかし今は旅行中である。
せっかくの海外旅行、楽しい旅行にしたいので、その最中にあいまいなことを言って楽しい雰囲気を壊すことはしたくない。
それに考えてみたら、たとえ今色々な問題があって熟してないと思っても、これから共に準備を進めていく中でお互い解決していけばいいのだ。
何もすぐに結婚するわけではないし、川島直美のように一年間婚約期間があってもいいではないか。
そうか、具体的に話を進めるのはゆっくり時間をかけてやればいいし、早くても遅くてもいずれ私は付き合っていく限り、彼とは一緒になりたいと思ってた。
だったら同じことだと思った。
そんなことをわずか10秒ほど頭の中で色々考えて、私は「はい、ではよろしくお願いします」と自然に答えた。
自分としては人生一度のプロポーズは涙が出るほど感動するとか、彼に抱きつきたくなるほどうれしくなるのでは、、、と思ったが、ただただ動転してめっちゃドキドキして、それだけ答えるのが精一杯だった。
声も震えていたと思う。
それはたぶん彼も同じだったと思う。
二人を取り巻いてた張り詰めた緊張した空気がまだ切れていない中で、ふと気がつくと空が明るくまぶしく、アンコールワットの塔の上に輝く太陽が光っていた。
おかげで少し現実に戻った気がして、「そうだ!!写真、写真!!」と慌ててシャッターを押した。
前日は雨で朝日は見れなかったらしい。
実はこの次の日も曇りでぼやけていて太陽は見えなかったらしい。
でも私が見た日は、空はすっきり晴れて太陽が鮮やかに空を染めた。
そんなすばらしい朝日を見てしまったからには、「未来が明るい」気がした。
この今日の始まりに昇る太陽は、これからの人生な気がして自分のさっき一瞬迷った心があっという間に晴れていった。
すがすがしい気持ちでアンコールワットを後にした私。
彼氏は出口を出ても、バスに乗ってもホテルに戻って朝ごはんを食べても、「まだ緊張しているよ。。。」と言ってた。
実は前の晩も色々考えて、結局夜の2時からずっと起きてたらしい。
その話を聞くにつけても、彼がプロポーズの言葉をあえて口にして言わなかったものの、あの手紙を渡した時の緊張の度合いを思い、とてもとても勇気がいる大変なことだったのだなぁと察した。
男の人が「結婚」を口にするのは、女性が考える以上に重く、デリケートなんだなと思った。
ところで手紙には続きがあって、初め彼は水色の封筒を私に渡した。
その中身が先ほどのプロポーズである。
私はOKの返事を伝えると彼がまたもや封筒を渡してきた。
今度はピンクだ。
「また?今度はなんだ?」と開くと、中からある用紙が出てきた。
見たことあるようで見たことがない。
「婚姻届」だった。
これにはもっともっと予想外。
中は彼の名前と生年月日が記入されていた。
現住所も本籍も何も記入されていない。
驚いた。
「とりあえず持ってて」と言われた。
よくドラマでいう半分だけ記入されてて・・・みたいな感じではなく、名前と生年月日だけ記入。
中途半端で意味がわからないが、「これは浦安のだから、もし親に青森県のじゃなきゃだめだって言われたら困るから」と言ってきた。
うーん、それは別にどーでもいいと思うけど、まさか婚姻届までもらってくるなんて、いつもいつも私の予想をいい意味で裏切る人だ・・・とある意味感心してしまった。
あまりのことでつい笑ってしまった。
だからこの人と居ると飽きないのだよなぁと。
ちなみに書き損じのために2通もらうらしいが、彼は早速間違えてしまい、手紙に入ってたのは2通目だったらしい。
名前と生年月日だけなのに書き損じって。。。突っ込みたくなる。
でも、彼にはとても感謝しています。
私のことを大切に真剣に考えてくれたこと。
あの時「まだ早い」なんて一瞬考えたが、実際今になってみると、結婚のことを言われてとてもとても「安心している」自分がいる。
まだ何一つ結婚に向けて具体的には決まってないものの、以前とはあきらかに自分の中で心に幸福と安らぎ(余裕ともいう)が満ちているのがわかる。
彼とお別れするときも「もう寂しくはないね。これからは僕たちはひとつの道だから」と言ってくれたのがすごくうれしかった。
そう考えるといずれ一緒に居るのだから、今離れていてもそれがほんのわずかな時に思えてくる。
だから寂しいというよりは安心感がすごくある。
今までより近くで並んで歩こうと徐々に遠いところから歩み寄って来たけれど、今度は一緒に並んで同じ方向を見て歩いていける。
とっても幸せなことだと感謝しています。
カンボジアがまさか人生の分岐点になろうとは、旅行前には考えても見なかった。
アンコールワットは私にとって一生忘れない思い出の地になりました。
さて、今後ですがお互いの意思は決まったものの、まずは両親に彼が挨拶に行くのが筋でしょうが、彼曰く「まだ話す決心がつかない」とのことだそうだ。
話すのに言葉とか考えて、決心するまでもうちょっと待ってほしいと言われました。
なんでお互いの予定が夏まであるので、まず親に話すのは(この時点で公式に婚約したというのでしょうね)秋以降になるかと思います。
その前に7月に東京へ行くつもりなので、そのときに婚約指輪を見に行くつもりです。
個人的には仕事を辞めたり、引越ししたり、入籍とかは来年に入ってから実行するのでいいと思います。
とにかく一つ一つをゆっくりじっくり時間をかけて準備をしていきたいと思います。
とりあえず、報告まででした。