INCEPTION

久々の映画を見た。
暑さをしのぐために見てきたもんだけど、そういえば映画館へ行くのは「借りぐらしのアリエッティ」以来でした。
そして「シャッターアイランド」以来、またもやディカプリオ主演作品です。
共演は渡辺謙。
この人もすっかりハリウッド系になってしまったね。
物語は夢をあやつるスパイの話。
夢の不思議さについて改めて考えさせられたよ。
非常に頭を使う映画でした。
始めはなかなかその世界に溶け込めなくて、あとちょっとミステリーっぽい雰囲気もあり、始終ドキドキしてたような気がする。
夢の中にある仮想の世界でさらに夢を見るとまた別の世界へ行く。
そんな具合にまるで地下へもぐるかの様に何層もの世界がつながっていて、それぞれ設定も違うし場面も違うので整理するのに必死でした。
しかしその分迫力もあったし、夢だと分かっていてもドキドキした。
私も夢の中でさらに夢を見るなんてことあったので、なんとなくわかる場面もあり。
夢の中って現実とは流れる時間が違うのだよね。
夢の中で何日間が過ごしても、現実世界では目が覚める前の本の20分足らずだったりする。
そういうのを含めていて、なるほどなぁと思うシーンがいっぱいあった。
ディカプリオの相棒を務める東洋系に見える(立派なアメリカ人だけど）ジョセフ・ゴードン=レヴィットという俳優さんが目をひきました。
すごくかっこいい。
ちょっとマトリクスみたいな感じの映画です。
あと状況は違えど、シャッターアイランドに似ている雰囲気の役だったな、ディカプリオは。

その影響か、最近よく夢を見る。
見た直後は強烈な印象で覚えている夢もあるけれど(メッセージ性の高い？）、たいていは忘れてしまう。
でもやっぱり意味があるんじゃないだろうかって、その日は夢について色々考えちゃう。
心理や願望が隠れているような夢もあり、ほんとに不思議な世界です。