そんな彼なら捨てちゃえば？

そんな彼なら捨てちゃえば？（原題： HE'S JUST NOT THAT INTO YOU）

こんなタイトルの映画を見てるのを彼氏に知られたら誤解されそうだが・・・むっちゃ面白かった。
ラブコメなんだが、さすが「セックス・アンド・ザ・シティ」の脚本スタッフだけのことはある！
といっても、ファッションうんぬんはあんまり期待できないが、ガールズトークがおもろい。
そういや、邦題名と原題名の意味が全然違うのよ。
「HE'S JUST NOT THAT INTO YOU」であるが、「into」にはのめりこむ＝夢中、好きという意味があるから、この場合は彼はただあなたに夢中でないだけ(彼はあんたのこと好きじゃない）・・・みたいな意味。
でも捨てちゃえば？って飛躍するところが、すごいタイトルだわ。
物語では女性の方が男性に夢中で、それに比べて男性陣としたらまだまだ遊びたいって言う感じ。
女性と男性の物の考え方が違うというか、まったく別の生き物だな、、、とつくづく思う。
非常に女性にとっては痛い映画だったと思う。
でもどっかで聞いた話って言うか、こういう話ってよくあるパターンな気がする。
いつも男性の電話を待ってばかりのジジ、
7年も同棲して結婚したがらない彼氏がいるベス、
実は旦那が浮気してたジャニーン、
それを取り巻く男や独身女たちの物語。

①電話が来ない→忙しいだけ？（いやいや男は好きなら行動するさ）
②結婚はしない主義→愛があれば関係ない（いや、じゃ出来ない理由は逆に何?）
③浮気している→正直に打ち明けてくれたわ（その真意は何?）

ジジはいつもバーや紹介で知り合った男性の電話を待ち続けてる。
デートの別れ際の「男性の今度電話するよ」の言葉を信じて。
しかし待てども電話は来ない。
忙しい?病気？事故？真剣だからこそ躊躇している？
その都度バーテンの男友達にに相談し、彼曰く「男はほんとにそう思ったら行動するよ。1週間も連絡がないなんて、彼は君に興味がないだけ」と手厳しく言う。
それでもジジはめげない。いつも一生懸命な彼女は惨めに見えるけれど、なんだかすっごい魅力的だ。

ベスは彼氏と同棲して7年。妹の結婚が決まり焦るが、彼氏は結婚否定主義。
愛があれば結婚なんてする必要はないと彼はいうが、でもやっぱり結婚したい。
結局そんな彼に愛想が尽きて別れてしまうが、、、結婚式では親戚から辛いことを言われてしまう。
なんで親戚っていつもああなんだろう？
世界各国親戚が煩いのは一緒ねぇ。

ジャニーンは新居の改装に夢中。
しかし旦那はスーパーで知り合った若い娘と浮気をしていた。
浮気のつもりが本気になり、妻との別れを決意し浮気を告白。
正直に彼が告白してくれた＝自分達の中が壊れてることに気がつかない妻の心境。
旦那はこれで妻が別れてくれると睨んでいたが、妻からはやり直そうと迫られる。
結局禁煙したはずの旦那がすっと嘘をつき続けていたことが分かり、目が覚めるが。

ジェニファー・アニストンがかわいいです。
正直これまでそんなに彼女をかわいいと思ったことないけれど、つぶらな瞳がかわいいと思った。
あとわき役ですが、ドリュー・バルモアもかわいい☆
ベン・アフレックが久々に見た気がします。
始め名前も思い出せず「この人見たことあるけれど、誰だっけ。。。」と。
カップルでは、ジジ＆アレックス役が最後は好感が持てましたね。
こういう感じのラブコメまた観たいな♪