BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

ペルー旅行記① リマへ到着

2008-03-21 14:58:57 | 旅行
今回は阪神航空のフレンドツアーに参加しました。
成田空港第一ターミナルに集合。
添乗員はNさん。とてもベテランで、かなり面白い人。
ツアー参加者は総勢22名です。
春休みということもあり、学生さんもいました。
卒業旅行でペルーなんて、すごいよね。
私達のほかにも同じペルーへの旅行ツアー団体がいっぱいおりました。
やっぱりペルーって、人気があるんですねぇ。

成田発のコンチネンタル航空で12時間で、アメリカのヒューストンへ到着。
ここの空港名は「ジョージ・ブッシュ・インターナショナル・エアポート」
げー!って感じ。おやじの空港名だろうけど、テキサスはブッシュの本拠地だからね、気のせいかがたいのいい白人系アメリカ人が多い気がする。
しかも、アメリカって国はたかだか乗換えなのに一度入国しなくてはいけない。(アジアや欧州では要らないのに)なんちゅーめんどくさい国や。
この空港ほとんどがヒューストンに用がないヤツばっかなのに、、、添乗員のNさんもそうぼやく。
とはいえ、乗り換え時間が2時間しかなく。トイレにも寄らずに審査に並ぶ。
運よくあっさり終えて、ヒューストン発リマ行きのコンチネンタルに乗れた。

ここから6時間のフライトのあと無事リマに到着。
深夜到着。空港の出口には出迎えのペルー人でごった返していた。
その光景や、ああ、妖しい国にやってきた・・・というムード満々。
空気が湿っぽくて、日本の夏みたい。
南半球のペルーは今が夏。
リマは海のそばの海岸性気候なため、湿気が多い。
真夏は100-90%近くになるらしい。

泊まりはリマ・シェラトンホテル。
今日と明日の連泊である。
旧市街のそばにある立派なホテルで、部屋も広くかなり快適だった。
ただホテルのそばは治安が余りよくないらしく、ガイドさんにホテルのそばは出歩かないほうがよろしいかと思います。。。と言われた。
拉致されたらいやなので、基本的には集合時間までホテルにこもることにした。
次の日のリマの市内観光は朝10時半出発。
のんびり旅の疲れを癒せました。
ちなみにシェラトンのホテルではNHKが見れ、朝ごはんに鶏かゆと味噌汁がバイキングで選べる。この後クスコやプーノへ移動したが、これらのサービスがあったのはここだけでした。

ペルーより帰国!

2008-03-20 23:10:08 | のほほん日記
ただいま。
長い長いフライトを終えて、昨日の夜に無事に自宅へ帰りました。
今日から早速出勤(しかも祝日出勤)で、会社に出てみれば上司も休暇で遊びに行ってて休みでした。
でもしっかり、メールで仕事の指示と確認の電話までもありました。
今日は体がふらふらしてました。
おそらくリマからの長時間フライトの影響でしょう。
リマ-ヒューストン(6時間弱)
ヒューストン-成田(14時間)
乗り継ぎ時間4時間(うち2時間もアメリカの入国審査でとられる)
おまけにヒューストン発のコンチネンタル便が機材故障で2時間も遅れて出発。
のため羽田発の青森行きの予約便に間に合わず、最終便に変更して夜やっと10時に家に着いた。飛行時間22時間、、、しかし待ち時間と移動を考えると28時間ぐらいかかったのかな?
時差ぼけはないものの、多少下痢と体のふらつきがあります。
今回は時差ぼけ、便秘、車酔いに高山病と大変なツアーだったのですけど、楽しんできました。
そんな、ペルー旅行記は明日からのんびり書くことにします。

さて、ここでうれしいお知らせが。
出かける前に応募しておいた、FC限定のアスカのシンフォニック・ライブ(渋谷Bunkamuraオーチャードホール)が当選してた。
ふらふらしながらインターネットで確認すると、赤い文字で「当選」と書いてるではないか。
ええ?!うっそ~!!
とびっくり。たった一日の限定ライブでけっこうすごい倍率だったと思うので、だめもとで応募だけしておいたら。。。
一緒に応募したEちんに報告したところ、当選すると思ってなかったから休みの希望を出してなかったらしい。締め切りが過ぎてしまい、行くのは難しいとの事。
これはもったいないと思い、上海ツアーで同部屋だったAさんにメールを出してみたら、行けることに。わぁい、ありがとう。
よかったよね、、Aさん!一緒にまた楽しみましょう。(このブログを見てるはず
20日までにクレジットカードの決済完了の通知が着てなかったので、明日でもFCに確認しないといけないですねぇ。
ということで、4月も楽しいイベントが増えてちょっと元気が出た今日でした。






アスカ・シンフォニックコンサートツアー

2008-03-08 18:13:32 | C&A
今月号のFC会報でアスカのシンフォニックツアーのツアースケジュールが発表になりました。
今回は日本国内のみならず、アジアツアーも含まれてます。
うーん、グローバル!!
アジアの地元とのオーケストラとのコラボレーションも。。。これはみたい。

『ASKA SYMPHONIC CONCERT TOUR 2008 "SCENE"』
4月26日(土)Esplanade Concert Hall(シンガポール)
4月27日(日)Esplanade Concert Hall(シンガポール)
6月21日(土)Thailand Cultural Centre(タイ・バンコク)
8月2日(土)上海大劇院(中国)
8月3日(日)上海大劇院(中国)
9月30日(火)大阪城ホール
10月1日(水)大阪城ホール
10月5日(日)マリンメッセ福岡
10月9日(木)日本武道館
10月10日(金)日本武道館
10月14日(火)日本ガイシホール(旧称 名古屋レインボーホール)
10月15日(水)日本ガイシホール(旧称 名古屋レインボーホール)
10月18日(土)真駒内セキスイハイムアイスアリーナ(旧称 真駒内アイスアリーナ)


今まで中国語圏ではよくコンサートが行われてました。
台湾・上海・シンガポール・香港など。韓国もありました。
しかし今回のタイは気になります。
アスカファンのタイっ子ってどうなんだろう?
行きたいけど、たぶんその時期は別の予定があっていけないでしょう。
今年は色々旅行計画しててあんまり余裕がないんです。
しかも秋にチャゲもソロツアーあるらしく、、、
久々のチャゲソロ、チャゲ派としては、楽しみでありません。
まだツアー日程は発表されてませんが。
行けるなら2回ぐらい行きたいなぁ。
だからアスカのソロツアーは国内だけにしようと思ってます。
いつもライブ行くEちんと相談して、チャゲライブもあることだし、比較的交通の便がいい東京を希望しようかと思ってます。
武道館は私も好きだしね!!
しかし平日だから金曜日を有給とらねば。。。どうせな3連休ぐらいで、色々遊ぼうかと思ってます。

そしてもうひとつニュースが。
FCのHPで以下の発表が↓

シンガポール公演からスタートするASKAシンフォニックコンサートツアーに先駆けて、TUG OF C&A会員限定のプレミアムプレビューを開催します。

『TUG OF C&A Presents ASKA SYMPHONIC CONCERT "SCENE" Premium Preview』
4月12日(土)
Bunkamuraオーチャードホール (東京・渋谷)
開場 17:00/開演 18:00

これは今月の会報にも申し込み方法が発表になってたんだけど、FC会員のみ参加できるプレミアムライブ。
アジアツアーの前に楽しめちゃうのだ。
しかしたった一日だからその倍率やすごいものだろう。
オーチャードホールって何人ぐらい収容できるんだろう?
一応Eちんと私と二人で申し込んだけど。
ああ、当たるといいなぁ。


ところで明日から母とペルーへ旅行へ行きます。
阪神航空のフレンドツアーで11日間のツアーに参加する予定。
今日の夜に東京へ出発して一泊し、
明日の夕方の飛行機でアメリカへ。
もう母は朝からテンション高いです。
彼女の長年の夢でしたからねぇ。
私も彼女のお供ですが、楽しんできます。
なので帰ってくるまでしばしブログはお休み。
戻ったらペルー旅行記書きますね。

アディオス!!

ヴェネツィアの宿

2008-03-07 23:06:57 | 読書感想文
前作「コルシア書店の仲間たち」がよかったので、文春文庫から出てる「ヴェネツィアの宿」も読んでみました。
コルシア・・・は作者がイタリアに住んでた1960年代に知り合った人たちについて書かれてたお話しだったが、今回は作者自身の経験した話が多い。
特に家族について。
裕福なインテリの家に生まれた作者。
父は30歳で一人ヨーロッパを豪遊旅行した経験を持つ。
母はそんな父に一生をささげつつ、あげくに父は愛人が居て家を出てってしまう。父が入院する病院で愛人と対面する作者。→「ヴェネツィアの宿」
とても美しいヨーロッパの文章を書く人だけど、こんな経験もしてるんだなぁとしみじみ思います。
戦争が始まり、疎開する母と子供たち。→「夏の終わり」疎開先の叔父の家の生活。これがまた古きよき立派なおうちで、この家の描写が懐かしくも今の日本にはない世界であって、すごく面白いです。家のつくりとか、庭とか、人々の生活とか。
1900年代前半ですね。
昔の日本が、日本人はこうだったんだなぁと。
そしてカトリック系の作者が入るミッションスクールのシスター達。→「寄宿学校」
これもまた一味違った世界です。宗教がある学校。独特の雰囲気で、まるで物語みたい。
ほんとに須賀さんのエッセイは面白いです。
なんかはまってしまいました。
他にもヨーロッパに渡った後、パリで出会う寮の生徒たち。→「カラが咲く庭」
初めてルームメイトのありがたさを教えてくれたドイツ人の友人との出会いと30年後の再会。→「カティアが歩いた道」
聖地まで徒歩で歩く学生たちの巡礼→「大聖堂まで」
どれもこれもが切なくて、キリリと胸に来るような話ばかりです。みんなどこか寂しくて悲しくて、でも一生懸命生きてるような人ばかり。作者の母も父親も夫も友人もみんな。
あまりに文章がきれいで、イタリアやパリの色々な地名が出てきて、そこに行きたくなります。ロンドンのエジンバラのパリの街の風景が目に浮かぶよう。

一番印象に残ったのは、まだこの時代に一人の若い女性がヨーロッパへ留学するというのはとても珍しかったということ。
あるフランス人修道女と言い合いになる作者。
「フランス人は個人主義過ぎる」というフランス人に、
「あなたはフランス人だからそういえるんだ」と言う作者。
「私たち(日本は)まず個人主義から見極めないと」という。
この時代の日本には個人主義とかそういうものがまだなかったんでしょう。
そんな風にちらほら昔の日本のあり方が出てくるから面白い。

○ヴェネツィアの宿 須賀敦子 文春文庫


ネバーランド

2008-03-06 22:41:30 | 映画・TV・観劇
ジョニーデップ主演の映画です。
人に勧められ、先日レンタルで借りたので見ました。
スランプ中のある劇作家が一人で4人の子供を育てる若き母親とその息子たちとの交流を通して、あのピーターパンというお話を誕生させる物語。最近のジョニーにしてはめずらしく、コスプレっぽくない格好の普通の映画。
スウィーニ-トッドやパイレーツ・オブカリビアン、チャーリーとチョコレート工場など、奇抜な格好なイメージが強いためか、最初は拍子抜けしたものの、やっぱりかっこいいです。
イギリス風の英語も格好も素敵です。
母親役のケイトもなかなかよかったです。ケイトの母親はジェームズ(ジョニーデップ)が好きではなく、そのやりとりもなんだかむかついたりしたのですが、最後ケイトが居なくなってからは、快く迎えるようになって。
まぁ、わからなくもないです。ジェームズはちゃんとメアリーという奥さんが居ましたしね。ジェームズとメアリーの夫婦関係もなんか複雑でした。メアリーがちょっとかわいそうだったなぁ。
あの4人の子供たちとの日々がなかったらピーターパンは生まれなかった。
ピーターパンの劇は初めは貴族の大人たちには奇抜なものに見えたのだったけど、そのうち大成功を収めるようになる。何より見に来た子供達が喜ぶのだ。
そしてあの4人の子供達。
ピーターパンは大人にならない少年だけど、このお話の中で子供たちはそれぞれ成長していく。最後には病気の母を心配したり、気使ったり、ほのぼのとゆったりしたお話ながらも最後のほうはジンワリきました。
病気の母親のために特別に家でピーターパンを上映する。そこは特別な舞台でもなんでもないのに、母子達にとってはまさにそこがネバーランドに変身する。そして物語の終わりとともに、今度は母親が本当にネバーランドに旅立ってしまった。。。
そういえばこの映画の監督さんは「ショコラ」を作った人です。ショコラもたしかジョニーデップ出てたよね。あれもまたのんびりしてて不思議な雰囲気のある映画だったので、この映画の雰囲気も同じにおいがします。
ジョニーデップが犬と公園でダンスするシーンがよかった。
そして子供たちと探検ごっこで海賊になる。ジャック・スパロウそのまんまのジョニーが面白かった。
ちょこっとダスティホフマンが主演しててダンディでかっこいいです。

私のダイモン Philon -ライラの冒険 黄金の羅針盤-

2008-03-05 23:19:00 | 映画・TV・観劇
少し早いですが、ワーナーでやってた「ライラの冒険 黄金の羅針盤」の先行上映を先週見てきました。主役の少女が大人びた表情で、初め見たとき正直子供には見えませんでした。二コールキッドマンの迫力にも負けてなかったし!すごい子役がまた現れたなぁと思いました。
ハリーポッターやロードオブザリングのようにシリーズ化(三部作?)になるみたいなお話ですが、正直一作目はあんまり面白くなかったです。
登場人物とかはいいんだけどね、話がいまいちわかりにくい?ダストとはなにか?ライラの居る世界と私たちの居る世界はどうつながってるのか、ダイモンの重要性とか、あんまりピンとこなかった。
これは小説を読むべきかしらね。確か文庫で出てたよなぁ。
でもダイモンの存在は大きいね。
ライラ達の世界では必ず人にはダイモンというものがつくの。
ダイモンは動物の形をしていて、サルの人やオコジョやヒョウやカラスやトンボや。。。まぁ色々その人をあらわすシンボル的な存在。そして必ず自分にとっての異性であるとか。このポイントはなんだろう?
そして子供のころはダイモンは形がコロコロ変わるんだけど、ライラにいたってはダイモンはオコジョだったり猫だったり、でも大人になると形が定まるらしい。
自分にとってダイモンとは自分自身であり魂であり、友達であり、ダイモンが傷つけば自分も傷つく、自分が痛いとダイモンも痛がる。。。なんとも不思議な関係。
お話の中でダイモンを引き裂かれた子供がいてまるで廃人のようになってた。
2部3部と見ればもっと話がわかるのかなぁ?
ちなみに公式HPに自分のダイモンを出せるコーナーがあります。
私はノウサギでした。
ノウサギは好きです。(ペットじゃなくてね)
ノウサギの示すところは↓のような性格らしいです。
http://www.goldencompassmovie.com/?1053856
あなたのダイモンは何でしょう?

ライラには羅針盤とか素敵なアイテムがいっぱい出てきます。
お気に入りは気球。
あ、飛行船もなかなか素敵でした。
ライラのおじ様(実は父親)もかなりミステリアスでダンディな方だし。
あと女の子が主人公って言うのがいいね。かわいいというより、なんか知的で生意気そうな子で、好感が持てます。

荒蝦夷

2008-03-04 15:35:12 | 読書感想文
作者は仙台在住。
東北出身で東北を舞台にしてる作品を数多く書いてらっしゃる作家さんです。
私も色々読んでますが、とってもいいです。東北人としてこういう作家さんがいるのはうれしいことです。
以前この作者の「まほろばの疾風」という蝦夷が主人公の歴史小説を読んだのですが、非常に面白かったです。
蝦夷といえば、「もののけ姫」のアシタカもそうでしたね☆
今回の「荒蝦夷」は同じ時代が舞台ですが、「まほろば~」よりは少し前の世代、伊治公呰麻呂(これはりのきみあざまろ)が主人公。史実では違うのですが、歴史小説ということで、阿弖流為(あてるい)の父親ということになってます。
豪傑で荒々しい父親に対し、息子が穏やかで対照的。
また「まほろば~」は青春小説っぽい感じなのに、こっちは描写が生々しくて、ちょっと残酷です。
個人的にはまほろばの方が好きですが、登場人物もかぶってるし、対比して読むと面白そう。
穏やかだったアテルイが罪人の処刑人になり、だんだんと変わっていく成長振りが面白かったです。
そして最後に父を裏切るっていう展開は予想してなかったです。すばらしい。
若い坂上田村麻呂も出てくるんですが、すっごい生意気で尊大。まほろばとちょっとイメージが違う。(あっちは紳士)そしてアテルイとの対面。初対面でアテルイの本性を見透かす田村麻呂の台詞はなかなかすごいぞ。
終わりが続きを読ませたくなる展開であって、またこういう話を書いてほしいですね。

○荒蝦夷 熊谷達也 (著) 集英社文庫

今日はひなまつり

2008-03-03 22:32:33 | のほほん日記
今日は3月3日、おひな祭りでした。
しかしひな壇にちょっとぶつかり、
雪洞が落ちてしまい、折れてしまった。
ただでさえ雪洞が破けてて情けないのに。。。お雛さんごめんなさい!!
と2週間前に買ってきた桃の枝もいい感じに咲いてきました。
明日は大雪らしいのですが、少なくとも私の部屋はちょっと春っぽいです。
今週末からペルーへ旅行へ行くことになってるので、
その前にお雛さんも仕舞わなくてはいけない。
あと2日間はこのまんまにします。
雪洞は電球取り替えたばかりなのに、
折れた衝撃でどうにかなったのか、電球がつかなくなちゃった。。。
がーん。

さて、今年はしもやけに悩まされましたね。
以前日記にも書いたのですが、しもやけが悪化しないように、フットバスを実施してます。
http://blog.goo.ne.jp/bamboo-jet/e/ebec5b95df8448e16a12c578badf6d40
機械を使ったのは1度だけ。
会社では上司が出社する前(10時)にこっそり、桶にお湯を張って足浴してます。
そこで最近買ったのがこのオイル。
色々オイルの種類があったのでかなり迷ったのですが、
家用にイランイラン。
職場にユーカリです。
中でもユーかリーはお気に入り。
ツン・・・とさわやかな匂いが漂って、さっぱりしますし、風邪予防にもいいらしいですよ。
イランイランは甘くて、東南アジアのリゾートを思い出させるような匂い。
なんかゴージャスな気分になります。
そう言えば私の大好きなマダガスカルもイランイランの産地でお土産が有名だった気がします。
こちらはお風呂に数滴たらして使用してます。
かなり強烈な匂いで以前ハンカチにたらしたら、酔いそうになりました。
そのうち他のオイルも購入し徐々に試していこうかなぁと思ってます。

イランイラン バンレイシ科(コロモ諸島) 花
ユーカリ   フトモモ科(スペイン)  葉部

クジラの島の少女

2008-03-02 22:28:35 | 映画・TV・観劇
ニュージーランド、マオリ族の少女のお話。
この映画とっても好きです。
タイトルからも惹かれましたし、マオリのお話と聞いて見たのですが、とってもよかったです。
私たちが創造する放牧されたたくさんの羊とマウントクックに代表される大自然のニュージーランドとは、また違ったマオリの人々の物語。
伝統を必死で伝えようとする祖父と、祖父が大好きな少女パイケア。
パイケアとはその昔マオリの先祖がハワイキという国からクジラに乗ってたどりついた最初の人間の名前。
男の跡継ぎをと望まれたのに、双子の弟は死に、望まれない女として生まれてきてしまったことに悲しむパイケア。祖父を喜ばせたい、そして祖父が伝えようとしているマオリの伝統を学びたいと、男の子だけの伝統を教える祖父の授業を盗み見たり、おじに頼んで練習相手になってもらったり、とにかく必死な姿がかわいらしい。
しかしそれが祖父にばれてしまう。
マオリ族の男の子たちがどうしても見つけられなかった最後の試練のクジラの歯のペンダントを、パイケアだけは見つけることができた。
なのに、祖父はパイケアには目もくれようとしない。
そしてそんな二人をいさめるかのようにクジラの大群が陸に漂着してしまった。
クジラたちを助けるために懸命の大人の救助活動が繰り広げられる。
祖父にはもうたくさんだといわれるパイケアだが、クジラに導かれてその背中に乗り海に消えてしまう。
パイケアがクジラとともに海に消えて初めて祖父は、パイケア自身のその素質に、または彼女が彼にとって唯一の大切な孫娘であったことに気がつくのだが。

英語タイトルは「ホエール・ライダー」
こっちの方が表意代作としてあってる気がする。
色々なマオリの伝統が出てきて面白いです。
あのクジラ、、、本物ですよね。
CGにも見えないんですけど、どうやって撮影されたのか。
パイケアがいじらしくてかわいいです。
そしてクジラに乗っていくシーン、ばらしくきれいです。
ハワイキというのはハワイの語源にもなってるらしい。
ハワイもマオリも先住民はタヒチからカヌーで流れ着いた人々らしいです。
でも隣のオーストラリアの先住民アボリジニは違うんですよね。
ほんと不思議です。
素朴なニュージーランドの風景が素敵です。

ニンニとお別れ

2008-03-01 23:58:45 | ペット
結局昨日の夜は興奮していたためか、色々考えてしまって、ほとんど一睡もできないままに朝を迎えてしまった。
6時半に居間に下りると母がニンニを市の火葬場に持ち込むのではなく、ペット業者のサービスで個別に焼いてもらうのはどうかと言い出した。
市の合同火葬はある程度数が集まったら随時焼くというもので、火葬のときまで火葬場では遺体を預かって保管する。しかし4日も5日も寒いとこで待つなんてかわいそうだ、という母の意見ももっともだ。私だってニンニを一人そんなとこに置きたくはない。
それでタウンページに載ってる出張で火葬しに来てくれるサービスをしてるペット業者に8時に電話をして、午後に来てもらった。
青森市にある会社だ。
午前中はニンニの写真の整理などして過ごしたら、色々な写真を見ると懐かしさとそのかわいさに、涙が出てきた。昨日は動転して涙などちっとも出てこなかったのに、急に出てきた。
もうあのフワフワの毛にさわれないかと思うと悲しくてしょうがなかった。
午後になって業者が家に来てくれて、いよいよお別れだ。
業者さんは母娘で2人で仕事をしてるらしく、色々手順を教えてくれた。
両親と私でニンニに最後のお別れをして、お花を手向けた。
これでもうほんとにニンニの顔が見れなくなってしまう。
泣いて泣いてお別れした。
それから1時間、火葬車から黒い煙が出てるのを、家から窓越しに眺めた。
ニンニが煙になって空に飛んでいく。
今日は風がすごく強かった。
春一番かもしれない、、、と思った。

1時間後またみんでお骨を拾った。
お骨は箱に入れてもらい、白い布で包んだ。
夕方弘前の百貨店でかわいい花柄のスカーフを買ってきて、今はそれで包んでる。
お骨はまだ埋めません。
春になって裏庭の雪が解けたらみんなが眠る場所に、ニンニのお墓も作ってうめるつもり。
それまで今は居間にみんなと一緒に居ます。
業者が帰ったら花を買ってきて、そこに飾っています。
写真もみなで選び壁に飾ってます。
それをみて母が「あっけないねぇ」と何度もつぶやきます。
つい昨日までそこにゴロゴロしてたのに、、、、と皆がソファに目を向ける。
まるで今もそこにいるかのように、その光景が目に浮かぶ。
私はあんなに泣いたけど、やっぱりまだ実感がわきません。
でも、今日はたぶん私も眠れると思う。
そして明日からまた日常が始まっていく。
これからは茶麻呂とキキと仲良くやっていかないといけない。
亡くなったニンニの分まで二人には長生きしてもらいたいものだ。
母が私に「ニンニはたくさん私たちに思い出をくれたんだよ」って言った。
ほんとに愛らしい姿で私たちはどんなに癒されたことか。
いくら感謝の意を述べても足りないくらいだ。
ありがとう。