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~カウンター越しより~

アメリカンウィスキーの歴史

2006年04月10日 17時45分21秒 | American Whiskey
1492年コロンブスが大陸を発見し、17世紀初頭(1607~) イギリスからの移民者とともに始まります。
移民したスコッツ・アイリッシュの中には、ポットスチルを持ってアメリカに渡った者も。いかなる時でも酒は「生命の水」活力の源だったのでしょう。
1700年以降、アメリカではライ麦を使ったライウィスキーが造られはじめる。
では、バーボンウィスキーを最初に造った人は?
答えは定かでないが2つ有力な説があります。
一つは1789年のアメリカ合衆国誕生の年。
エライジャ・クレイグ牧師が本業のかたわら副業でウィスキー造りに励んでいた。
あるとき小屋に置いてあった熟成用の樽を火事で焦がしてしまい、
後で開けてみたら色濃く芳醇な液体が現れた。
このことから、バーボンは樽の内側を焼く工程が始まったという説。
もう一つの説は、1783年にエヴァン・ウィリアムズがライムストーン・ウォーターを発見し、それを仕込み水に、トウモロコシを原料にウィスキーを造ったという説。
ライムストーンとは石灰岩のことで、ケンタッキーでは いたるところにある。
石灰岩で濾過された水は、ウィスキーの味を損なう鉄分が除かれ、
ミネラル分が豊富。バーボンウィスキーに最適といわれている。