バークレー友子のテニスアカデミー日誌

オーストラリア、シドニーで30年目になるテニスアカデミーでの様子を書いています。よろしくお願いします。

期待を裏切らないテニスアカデミー2

2017-07-12 15:18:00 | テニス留学


ホリデーキャンプ3日目、今日は少し雨が降ったりやんだりしました、雨が降るとクレーコートやオムニコートに移動できるのは、このアカデミーならではです。

テニス留学のお世話を始めて長くなりますが、自分の仕事は、なくてもいい仕事だと思っていた時期があります、自分自身が留学した時誰からもサポートしてもらうことはなく、全部自分でやったからです。でも今の時代以前より留学する人が多くなり、この国への留学生も以前より多くなり、ビザの手続き、銀行口座をあけたり、携帯電話を購入したり、またホームステイの方たちとのやりとり、相談を受けたりと、面倒な手続きのサポートを日本語でしてくれる人がいるかいないか、で時間を節約し、精神的な負担が減り勉強やテニスにより集中できると思います。

またテニス留学生がコーチのアドバイスを受けるときも、英語で細かくアドバイスされてわからないまま終わってしまうのは残念。本当にコーチが伝えたいことをよりわかりやすい日本語で理解して帰ってほしい、そのために私は基本的に24時間週7日間(こちらでは24.7と言います)留学生のサポートをしています。
オーストラリアをより一層理解し、アカデミーの良さを理解し、テニスを、スポーツを理解してもらうためにです。
とにかく留学したからには、何かをつかみ、またこのアカデミーに戻りたいと思って帰国してもらう、という仕事があります。

英語がわかっている人に無理やり通訳はしないし、英語の勉強に通訳しないほうがいいときは通訳はしませんが、より一層理解を深めるために、私はテニス留学生のサポートを毎日しています。

単に日本人が固まっているわけではありません、留学生はみな別々の場所に滞在し、個々がそれぞれの目標があり、個々の目的のために留学していますから、日本にあるような「つきあい」は気にしなくていいし、空気を読む必要もありません。でも絆は大事にしながらすべてオーストラリア式で行います。