オーストラリアに来て、日本との違いで明らかに最初に気が付くことは、人々がフレンドリーであるということです。
税関でも、荷物を受け取ったあとのチェックでも、皆とてもフレンドリーに接してくれて、どこか買い物に行っても嫌な印象を受けることはあまりないと思います。
人口が少ないからなのでしょうか、どこにいっても助け合う精神が強い国です。
人種がさまざまなので、いろいろな文化を受け入れる姿勢があるというのも違いの1つだと思います。
そこで生活しながら、日本人が心がけなくてはならないことは、会話の中でわからなくてもわかっているふりをしないこと、わからないからもう一度説明してくださいとか、その意味は何ですか?理解できませんでした、というのは悪いことではありません。そして具体的に「聞く」「質問する」ことも決して悪いことではないということ。また何においても自分から切り開く精神が、オーストラリア生活をとても楽しいものにしてくれるということです。
日本にいると黙っていても情報は入り、物事がなされていき、周りが察してくれる傾向にありますがオーストラリアではそうはいきません。
逆にその質問をすることから、知らない人との会話がスタートするきっかけにもなります、またテニスのレッスンでも内容が広がり、よりよいレッスンになっていくと思います。こちらの学校での授業も同じです。「自分」はこう思う、これがわからない、こうしたい、という自己表現をもっとしていいんですよ。テニスはテニスコートでの自己表現の場所です。