バークレー友子のテニスアカデミー日誌

オーストラリア、シドニーで30年目になるテニスアカデミーでの様子を書いています。よろしくお願いします。

スクールホリデー最終日

2017-07-14 16:19:00 | テニス留学
スクールホリデーのプログラムも今日で終了です。
たくさんの子供たちが参加してくれました、今日はお昼にバーベキューをしました。



本当に長くこのテニスの仕事に関わっています。
このアカデミーに来る人たちは誰もが平等で、楽しく、いつも楽しくいられるように、楽しい中で上達できるようにと考えています。

留学生には単なる文化の違いや考え方の違いの説明や通訳をするだけではありません、ちゃんと理解できているか?問題はないか、困っていることはないか?本人が聞いてこなくても常に声をかけて、留学生活がスムーズに進むようにと目をかけています。

私たちの使命は留学する人にはみな、オーストラリアを楽しみテニスを好きになり、オーストラリアを大好きになって日本に帰るようにしてあげたいからです。
留学生お待ちしています。smile




期待を裏切らないテニスアカデミー2

2017-07-12 15:18:00 | テニス留学


ホリデーキャンプ3日目、今日は少し雨が降ったりやんだりしました、雨が降るとクレーコートやオムニコートに移動できるのは、このアカデミーならではです。

テニス留学のお世話を始めて長くなりますが、自分の仕事は、なくてもいい仕事だと思っていた時期があります、自分自身が留学した時誰からもサポートしてもらうことはなく、全部自分でやったからです。でも今の時代以前より留学する人が多くなり、この国への留学生も以前より多くなり、ビザの手続き、銀行口座をあけたり、携帯電話を購入したり、またホームステイの方たちとのやりとり、相談を受けたりと、面倒な手続きのサポートを日本語でしてくれる人がいるかいないか、で時間を節約し、精神的な負担が減り勉強やテニスにより集中できると思います。

またテニス留学生がコーチのアドバイスを受けるときも、英語で細かくアドバイスされてわからないまま終わってしまうのは残念。本当にコーチが伝えたいことをよりわかりやすい日本語で理解して帰ってほしい、そのために私は基本的に24時間週7日間(こちらでは24.7と言います)留学生のサポートをしています。
オーストラリアをより一層理解し、アカデミーの良さを理解し、テニスを、スポーツを理解してもらうためにです。
とにかく留学したからには、何かをつかみ、またこのアカデミーに戻りたいと思って帰国してもらう、という仕事があります。

英語がわかっている人に無理やり通訳はしないし、英語の勉強に通訳しないほうがいいときは通訳はしませんが、より一層理解を深めるために、私はテニス留学生のサポートを毎日しています。

単に日本人が固まっているわけではありません、留学生はみな別々の場所に滞在し、個々がそれぞれの目標があり、個々の目的のために留学していますから、日本にあるような「つきあい」は気にしなくていいし、空気を読む必要もありません。でも絆は大事にしながらすべてオーストラリア式で行います。


期待を裏切らないアカデミー

2017-07-10 16:53:00 | テニス留学
新しい週がはじまり今週はたくさんのキッズがテニスキャンプに参加しています。
お天気もとてもよく、元気な子供たちに毎日楽しませてもらっています。

錦織選手の活躍以来、海外でテニス留学をする、ということが、日本で以前より一層身近になっていると思います。それはとても良いことです。
私がさらにお薦めしたいのは、短期参加だけでなく半年以上、長期での留学です。



長く滞在しないとわからないことがたくさんあり、長く滞在するからこそ自分で変えられること、理解できる部分があり、長く滞在するから見えてくることもたくさんあります。

日本にいたらわからない現地のテニス事情、考え方、取り組み方、やり方、それに順応できるように日々アドバイスや話をして、単にテニスの練習をするだけでなく、その「人」を変えることが私たちこのバークレーアカデミーの強みだと思っています。

考え方の違い、取り組み方の違い、こうすれば現地の人とうまくやっていける、こうすれば、友達が作れる、こういう状況のときはこうすればいい、こう言えばいい、などなど。

そしてこの留学を通じて単にテニスで強くなるだけでなく、人生の方向性が変わった人、成長した人、テニス以外でも大きな挑戦をしている人がたくさんいます。

どうかウェブサイトをしっかり見て、何でも質問してほしいし、日本の若者に「挑戦」してもらいたいです。
英語なんてできなくても全然大丈夫です。
文化が違うので失敗をするのも仕方がありません。

日本からの留学生がどんなことに不安を感じているか、どんなことを心配するか、も大体理解できています。

私はこの仕事をもう28年しています、オーストラリアには滞在30年になります、そしてテニス業界に長くいるビンスですから人脈も広いし、テニスファミリーです。
オーストラリアのテニスに関してならほとんど何でもどうぞ、というぐらい詳しいので、どうかテニスの好きな若者にこのアカデミーにもっともっと留学してほしいと願っています。

いつもこのブログに書いていることですが、単なるテニスを教えるだけのアカデミーではないのです。
レッスンの時間が終わったら、はいこれで終了、という所ではありません。
テニスなら世界中どこにいっても習うことはできます。

みんなが家族の一員のように、助け合い、励まし合い、そして一緒に喜び、笑いがたえない、本当に楽しい場所です。
そして正義は主張する、つねに正直に、前向きに。

皆さんの期待は絶対裏切りません。いえ、きっと期待されている以上のアカデミーですよ。


大会を終了して

2017-07-09 14:12:00 | テニス留学
今日もとてもよいお天気で日中はとても暖かいです。

昨日までの大会が終わりその後始末でいろいろやることがありますが、大会を運営しながら、いろいろなことを感じました。

スティーブンのプレーは最高潮で、練習量を考えたらもっとすごいことで、やっぱり彼の実力はすごいのだと思い知らされました。
日本の留学生たちも彼のプレーには圧倒され、アカデミーのヒーローになりつつあります。

テニスは家族をつなげるもの、家族全員が集まって応援をするシーンをたくさん見ました。
そして単に勝ち負けではないということ。レフリーやチェアアンパイアの方といろいろな出来事の中で大会中相談をすると、「すべてが学びの場」であると感じています。それは選手だけでなく運営する人、レフリーやコートスーパーバイザー、すべての人に当てはまります。

レフリーはその状況での正しい判断をして、選手に人としてしてはいけないこと、スポーツマンシップを指導しようとしているだけで、ペナルティーを与えるのを待ち構えているわけではないです。
何をしてでも勝てばいいというものではないですから。

本当にテニスが素晴らしいスポーツであることを、またまた知るよいきっかけになりました。



大会終了

2017-07-08 16:46:00 | テニス留学


水曜日から始まったブロンズレベルのこの大会は無事に終了しました。

毎日お天気が良かったのでコートサーフェスの心配はなく、遅れもなくすみました。
男子シングルスはスティーブンが優勝。
私が撮ったこの写真がなぜかとても気に入っています。
お父さんお母さんに見守られながら良い試合ができました。
歯医者さんしながらでもこんなに強くいられるのはすばらしいことです。

毎日決まりきったことをこなすだけの日々ではなく、いろいろ試してみたり、アイディアを出しながら仕事ができるアカデミーでの日々はより充実しています。
オープンの1回戦で負けてもコンソレがあり、スペシャルという種目もあり、ミックスダブルスもクレーコートで試合がたくさんできます。

今回クレーコートの整備が大変でしたが、留学生みんなが協力してくれて、助かりました。
またいろいろな選手とのおしゃべりも楽しかったです。
フィリピンから参加していたみなさんと日本からの留学生の交流の場もありました。

次の12月の大会が楽しみです。