ブラジルの「青い悪魔」

この植物はご存知ですか？
ホテイアオイという水生植物で
水上にぷかぷか浮かんで育ちます。
きれいな青い花を咲かせることから
英語ではウォーターヒアシンスという名で呼ばれます！
また水質浄化能力に優れていることから
湖沼の富栄養化を防いでくれる優れものです。
日本でもいろいろな湖沼で見ることが出来ますが、実は外来生物。
1824年にブラジルで発見され、世界に観賞用として広がりました。
しかし繁殖力が旺盛で、水路を埋め尽くしたり在来の植物にとってかわることから
世界の侵略的外来種ワースト100にも指定されているやっかいものになりました。
花の色から「青い悪魔」ともいわれることもあるぐらいです。
したがって水質浄化のためとはいえども
ホテイアオイを安易に湖沼に浮かべるわけにはいきません。
そこでチームが研究しているのがサンパチェンス。
優れた浄化能力を持っている期待の植物です。
しかし残念ながらサンパチェンスは地上の植物。
ホテイアオイのように水上では生育すら難しいはずですが
さまざまな工夫で乗り越えています。

校長室は記念館

名農の校長室です！
なぜかチームの３年生が集まってテレビを見ています。
見ているのは先日放送された地球環境大賞の特別番組。
短い時間ですがチームの活動や
山田町での花植え活動が紹介されました。
BSを家で見ることができないメンバーも多いことから
校長先生の計らいで視聴させていただきました。
ところでこの校長室、いたるところに
チームの活躍の証しが残されていることに気がつきました。
壁に飾ってあるきれいなサクラソウのポスターは
チームが野生サクラソウサミットでいただいたもの。
窓辺にもチームが開発したエアクリーニングプランツが飾られています。
さらにメンバーが見ている大きな液晶テレビ。
これもテクノ愛でチームが頂いたものです。
学校内では最も敷居が高いはずの校長室。
しかしメンバーはチームの記念館のような校長室に、
親近感を持っているようです。