花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

薬剤庫

2014年07月10日 | 研究
これはチームの薬剤庫。
とはいっても殺菌剤や殺虫剤はありません。
すべて肥料と植物生長調整剤です!
右は園芸の世界では最も有名な液肥です。
成分が違ういろいろなタイプがあり
チームは2種類を使い分けています。
真ん中も液肥ですがアミノレブリン酸を含み
環境の悪いところでも正常な生育をさせる優れものです。
これは実験する際に用いています。
左は生長調整剤のトマトトーン。
トマトの実がよくつくように散布するホルモン剤です。
その他、チームの代名詞でもあるブラシナゾールなどは
生物工学実験室に保管してもらっています。
万が一、害虫や病気などが発生したらどうするのか?
その場合は小さなスプレー式農薬を買ってきて局所的に散布します。
しかしそれでも手に負えない場合は農場にSOS。
プロの農薬でハウスのすべてを殺菌殺虫することにしています。
とはいっても5年の活動で大掛かりな散布をしたのは1回だけ。
つまりチームは無農薬で栽培するのがほとんどです。
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マイクロトマト

2014年07月10日 | 研究
これはSolanum pimpinellifolium(ソラナム ピンピネリフォリウム)という
栽培トマトの祖先といわれる原種です。
数年前、すべてのゲノムが解析されたトマトで
主に実験で使われています!
果実は1cm程度と極小でマイクロトマトともいわれています。
しかし味は普通のものと変わらないことから、
サラダ用に市販されることもあります。
レタスの上にトマトをパラパラ散らして食べるなんて
なかなか面白いとは思いませんか。
チームは数年前から時々栽培していますが
いつも収穫期が夏休みとなりあまり食べずに終わっています。
今年こそは食べてやろうと2年生が育てています。
花の大きさも1cm程度。
チームの温室に来ると見ることが出来ます。
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