検証実験に成功

これはチームの２年生が育てているコカブです。
ちょっと収穫時期が遅れてしまいましたが先日、無事収穫しました。
ところで左の方が大きく育っているのがおわかりですか？
これは左が普通と異なる光環境で育ったからです。
昨年、現在の３年生が予備実験に取り組み
この不思議な現象を発見しました。
しかし単なる偶然かも知れないということで
今年、再現できるか検証実験を行ったところ
嬉しいことに同じ結果を得ることができました。
根菜類は育てるのに時間がかかりますが
この方法だと早く収穫ができることから
農業にとってさまざまなメリットがあります。
理由も検討がついたことから、
今秋、学会主催の発表会で発表することになりました。
１年目は手当り次第に可能性を探る実験を行い、
２年目はそれを確認するための実験を行う！
このようにチームの研究は短くても２年以上かかります。

先生、私は元気です。

近隣のある中学校になぜか
名農の１年生があらわれました。
対応してくださるのは彼女たちが
中学校時代にお世話になった恩師です。
園芸科学科では１年生が初めて作った寄せ植え作品を
中学校に届けるという活動をずいぶん前からしています。
みんな懐かしそうに先生とお話ししながら
元気に頑張っていることなど近況報告しています。
先生も花の名前を尋ねながら
ちょっぴり大人になった子供たちを見て嬉しそうです。
花は思いを伝えることができるアイテム。
ささやかですが元気を伝える素敵なプレゼントが
近隣の中学校に届いています！