花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

チャレンジハウス公開!

2014年07月25日 | 環境システム科
環境システム科の新型水耕温室です。
登録上は「実験水耕温室」ですが、
新学科ではチャレンジハウスと呼んでいます。
学科のシンボルでもあるこのチャレンジ温室が
先日、とうとうマスコミに公開されました。
ご覧のとおり、LEDで生育管理をしている
最新式の多段型水耕栽培装置を前に集まったマスコミのみなさんは
まさかこんな本格的な装置が高校に
導入されているとは思わなかったと驚いています!
この装置を使うと毎週、チンゲンサイやミズナなどを
60株ぐらいずつ収穫できます。
現在はこの新型装置の使い方や光環境と生育の関係を
環境システム科の生徒が失敗しながら身につけているところです。
この科の大切な学習のポイントのひとつが
装置の仕組みやそれに関わる電気や配管に知識や技術の習得です。
技術とは自分たちでスイッチをいじって失敗しながら学ぶもの。
こんなに生徒に開放された温室は全国探してもどこにもありません
これがチャレンジハウスといわれる理由です。
ぜひ一度ご覧下さい!
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科学の芽

2014年07月25日 | 研究
チームの3年生の自宅にこんな本が届きました。
これは筑波大学が主催する科学コンクール「科学の芽賞」の
受賞作品集で、2年に1度発行されます。
昨年で8年目となった科学の芽賞ですが、
チーム・フローラフォトニクスは今まで4度の最高賞を受賞しています!
光による草花の伸長制御、白いりんごと黄色いサクランボ、
サクラソウの保護研究、そして昨年はバイオエンジンで受賞。
この本には昨年受賞した3年生のバイオエンジン研究が掲載されたことから
それぞれの自宅に本が届いたというわけです。
興味のある方は書店や書籍通販で購入できるのでぜひご覧下さい。
注目したいのがこの本のあとがき。一部紹介します。
「第8回大会ではうれしい出会いがありました。
授賞式に第6回大会の受賞者が出席してくれたのです。
現在は筑波大学の生命環境の領域で勉学をしている学生で
高校時代に科学の芽賞に出会って、自分の行くべき指針が見えて
生命について深く調べたいと進路を選択したとのことでした。
科学の芽がその人の中にしっかりと生きていることを知り感銘を受けました。」
もちろんこの第6回受賞者はチームのメンバー。
後輩の受賞式に駆けつけてくれた時のことが紹介されていました。
これを読んだ後輩たち、先輩に続けと頑張ることでしょう!
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