花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

旨味成分の宝庫

2014年07月21日 | 環境システム科
裏ごししたトマトを煮詰めること約1時間30分。
暑い中、熱さと戦いながら煮詰めるのですから大変ですが
やっと適度なかたさになってきました
そこでちょっと味見をしてみました!
するとこれがまた美味しくみんな驚いています。
イタリアの家庭料理にはかかせないトマト。
トマトソースは日本の醤油であり味噌に当たります。
なぜならトマトには旨味成分である「グルタミン酸」や
「アスパラギン酸」が大量に含まれているから。
「トマトの時期には下手な料理はない」とう諺まであるそうです。
日本であれば昆布やシイタケでとる旨味成分を
トマトでとっているんです。
単なる野菜を超えた存在なんですね。
マーケティングでは次回、ラベル作りに挑戦する予定です。

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ムーラン

2014年07月21日 | 環境システム科
これは環境システム科のマーケティングの授業。
マーケティングは机上で学ぶとなかなか難しいものです。
そこでこの科では実際にモノ作りを通して
マーケティングについて学んでいます。
出されたお題はトマトピューレの新作!
消費者からアンケートをとりながらいろいろ考えた結果、
品種毎にピューレを作ることになりました。
先日、環境システム科の水耕温室のトマトが出来たので
まずはトマトピューレを実際に作ってみることにしました。
このグループは桃太郎オレンジという黄色いトマトで挑戦しています。
そこで活躍したのがこの不思議な野菜こし器。
名前はムーランといいます。
ムーランとはフランス語で風車。
フランスの有名なキャバレー「ムーランルージュ」も
赤い風車がシンボルです。
ぐるぐる回転させながらペーストを作るところから
ついた名前のようですが、なかなか日本では見たことがありません。
ところが地中海地方ではどの家庭にもある調理器具で
家庭の味といわれるトマトソースを作っているそうです。
イタリアをはじめトマトは野菜を超えた貴重な食材。
年中食べるためにほ保存が必要なんですね。
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