サクラ咲き、サクラソウ散る

農ク東北大会の閉会式も終了し、各校が帰途につき
がらんとした控え室で泣き崩れる名農選手団。
自制していた感情がついにこらえられなくなりました。
夏休み返上で頑張ったチームですが今回はフローラが微笑まず涙です。
情報ではサクラ研究で最優秀を受賞した宮城県の科学部チームとの差は紙一重。
サクラソウ研究の集大成として臨んだ彼女たちですから
悔しい気持ちは痛いほどわかります。
よくチームは学会などの科学研究発表会をターゲットにしているから
農クにはあまり縁がないように思われがちです。
しかしチームを結成して６年、今まで４度も東北大会に出場しています。
でも逆をいえば４度も東北の壁に跳ね返されたことになります。
壁は高いほどモチベーションは高まるもの！
園芸科学科で果たせなかった全国大会出場の夢は
環境システム科の新生チームに託されることになりました。
「夢を叶えるのは今ではありません」
女神フローラは無言で教えています。
今日から９月、３年生の進路達成を目指す秋が始まりました。

キャリーオーバー発生中！

先週、福島県で農業クラブ東北大会が開催されました。
名農からはなんとプロジェクト３チーム、
そして意見発表２名が出場しました。
総勢20名以上で参加する高校はそう多くありません。
発表は２日間に渡って行われましたが
名農生は時間オーバーすることもなく
立派なパフォーマンスを見せてくれました！
したがって期待もありましたが
残念ながら結果はいずれも優秀賞。
東北の壁を突破することはできませんでした。
近年、なかなか全国大会に出場できないプロジェクト発表。
東北突破の喜びは今年も持ち越しとなりました。
溜まりにたまった歓喜の声を来年こそ味わいたいものです。