花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

ポスター抱いた渡り鳥

2014年09月12日 | 研究
明日から始まる学会主催のポスター発表会。
今回は面白いことに2日間、発表会を「はしご」します。
明日土曜日は東北大学で開催される日本動物学会。
でもチームは植物の発表をしてきます。
というのも学会の多くは高校生の研究を奨励するため
理科的なものなら特にジャンルにこだわらない
発表会を開催しているからです!
したがって今までも動物学会で発表させてもらっています。
そして日曜日は明治大学で開催される日本植物学会。
こちらもお馴染みで、チームはほぼ毎年参加しています。
このように2日連続で開催されるのは珍しく
初出場の2年生にはとても良い経験となるでしょう。
秋の東日本、ポスターを抱いたチームが渡り歩きます。
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新日本風土記

2014年09月12日 | 学校
山車がねり歩いた賑やかな昼の日程も終わり町は夜を迎えました。
ところが通りには提灯がつるされ
一層華やかさが増し、人も相当出ています。
それもそのはず、夜は山車が移動舞台となり
町内のあちこちで手踊りが夜遅くまで披露されているのです。
名農があるこの旧名川町は「歴史ロマン息づく奥州南部藩発祥の地、
南部手踊り発祥の地」といわれます。
したがって小さい頃から歌ったり踊ったりする文化が今も残っています。
県南の秋祭りは収穫を感謝して山車をひくのが一般的です。
しかしこの南部町だけは数百年前から地元で誕生した手踊りと
収穫感謝の秋祭りが見事に融合した独特の文化を創り上げました。
夜の町を歩くと幼いころに感じた
わくわくする気持ちが湧きあがってくるから不思議です。
商業化した祭りが多いなか、この町だけ時が止まっているようで
とても興味深いものがあります。
いつまでもこの独特な雰囲気を残すためにも
農業の持続的発展が求められています。
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沿道総審査員の町

2014年09月12日 | 学校
華やかなのは流し踊り。浴衣姿の女子生徒が踊ります。
近年、市町村では祭りに参加する子どもたちが減っています。
これは子どもが減っていることもありますが
祭りに参加させない親が増えているからだともいいます。
今は楽しいものがたくさんある時代なので
何も大変な思いをして祭りに参加する必要がないと考える
若い親が多くなったのかもしれません。
したがって名農で初めて祭りに参加したという
生徒も多いのではないでしょうか!
沿道のたくさんのみなさんに見られながら踊ることは
今は分からないかもしれませんが、農を知る
貴重な体験として彼女たちの記憶に残るでしょう。
さて今年の流し踊りの評判はどうだったでしょうか。
なぜならばこの旧名川町は南部手踊り発祥の地。
青森県の手踊り大会の常勝者はこの地区の方が多いのです。
いわば最も目がこえた厳しい審査員のみなさんが
見ているのですから、気が抜けません。
しかし踊ってみると沿道のみなさんは笑顔と拍手。
なんとか合格したかもしれません。
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