突然変異育種

葉の付け根には脇芽がありますが
ここからまた２枚の葉が顔を出しています。
上段の葉も同じです。
この株はなぜか脇芽からこのような葉が
どんどん出てくるようです！
これはイオンビームを照射したキキョウで
突然変異を誘発されたものです。
現在、この他にもちょっと面白い姿になった
株が複数発見されています。
来年はサクラソウ研究も一段落するので
そろそろキキョウの変異の状況を
整理して考えてみたいと思います。

キキョウの葉

久しぶりのキキョウです。
最近はサクラソウや環境浄化などの研究が
主流となっているため、ちょっと忘れがちの草花です。
これは普通のキキョウで、葉がこのように
対性のようにみえますが互性といわれています！
キキョウの突然変異をテーマに研究しているチームには
ちょっと変わったキキョウがたくさんあります。
それではどんなところが変なのでしょうか。
次の写真をご覧下さい。

名久井農工！

この春、環境システム科に最新式の水耕温室と
専用実験室が完成しました。
これで農業系の施設は完成です。
しかし環境システム科は農と工を融合させた
まったく新しいスタイルの学科のため
工業系の施設が不可欠です！
実は現在、その工事が行われているのです。
農業高校ではありえなかった溶接や
配管工事の実習ができる工業棟。
おそらく工場のような建物になるはずです。
完成は今年の暮れの予定。
百周年記念式典までに完成したら
みなさんにお披露目できたのに残念です。