賞味期限のないお土産

２日間のポスター発表の旅、お疲れさまでした。
立ちっぱなしで長時間行う発表スタイルのため
体も疲れたと思います。
帰りの新幹線ではご覧のとおり紙袋でいっぱい。
お家にはもちろん、先輩や今回来れなかった
同じ２年生のメンバーへのお土産です！
中には早く買いすぎて賞味期限を気にしているメンバーもいます。
初めての旅なので気持ちもよくわかります。
八戸駅でみんなたくさんのお土産をもって
階段を重そうにのぼっていました。
しかし本当のお土産はこの２日間の体験で得た動じない心。
こちらには消費期限も賞味期限もありません。

日本植物学会

チームは仙台で行われた日本動物学会を終えると
その足ですぐに東京へ向かいました。
翌日行われる日本植物学会に参加するためです。
ここでも青森県の普通高校３校にお会いできました。
また大阪や岐阜県、静岡県などの農業高校も参加しています。
チームがポスター発表会に初めて参加した５年前は
どこに行っても農業高校はなく、ましてや
青森県からの参加校はありませんでした。
ところが一昨年あたりから全国の農業高校が増えてきました！
なぜなら農業高校もSSHの指定を受けるようになったからです。
また昨年からは青森県の高校も参加するようになりました。
ポスター発表をはとても力がつくのでぜひみなさんも参加してほしいものです。
連日発表の２年生。立ちっぱなしでだいぶ疲れてきました。
しかしお陰さまで安心して見ていることができます。
体験が人を育てています！

日本動物学会

やってきました。東北大学です。
チームは今まで何度も東北大学で発表していますが
今回参加した２年生にとってはすべて初めて。
きょろきょろしながら会場を歩いています。
するとキャンパス内の道に張り紙を発見！
示す方法を見るとポスター発表の会場が見えました。
学会主催のポスター発表といえば参加するのは
スーパーサイエンスハイスクールばかりですが
今回は嬉しいことに同じ青森県の農業高校もいます。
おかげでとても勇気づけられました。
さて本番の発表では最初はとても緊張していたようですが
次第に気持ちも落ち着き、上手に説明しています。
それもそのはず約２時間も話しているのですから。
結果は同じ農業高校の仲間が最優秀を受賞。
時間がなくおめでとうをいえずに退席しましたが
とても堂々とした素晴らしい発表でした。
さてチームはというと、植物の発表のため最初から審査対象外。
この緊張感を体験をするために参加しました。
きっとこれからの研究活動に役立つはずです。