花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

真夏の果実!!

2015年08月01日 | 環境システム科
待ちに待った果実が温室で出来始めました。
これはミニイチジクです。
お花畑のように花だらけのチームの温室ですが
花は食べることができません。
やる気を出すには「もうすぐ食べられる」という
目標も必要と考えた今年は、キイチゴやチョロギに加えて
このミニイチジクも栽培しています。
よく見ると小さな丸い粒が見えています。
どうやらこれが果実のようです。
しかしこのまま待っているのでは面白くありません。
そこでさっそく赤と青のLEDの下に配置してみました。
イチジクは抗酸化成分であるポリフェノールを
豊富に含んでいる健康果物です、
野菜のようにポリフェノールが増えるのならば
高機能性果実となります。
そんないたずら心で真夏の果実を育てています!


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食用菊

2015年08月01日 | 学校
南部町の楽楽ホールの飾り窓です。
描かれているのは食用菊の収穫風景。
もちろん南部町ならではの秋の景色です。
食用菊には早生から晩生までいろいろな品種がありますが
一般に秋に収穫するものです。
ところが真夏の今、直売所やスーパーマーケットでは
もう食用菊はならんでいることがあります。
代表的な短日植物である菊は日長が短くなると
(正確には夜が長くなると)花芽をつけます。
そこで早く咲かせるためには夕方になったら
菊を箱や布などで覆い日を遮る促成栽培をする必要があります。
かつて名農は長野県で開催された農ク全国大会の
プロジェクト発表会部門で最優秀を受賞したことがあります。
研究内容は地域特産の食用菊「阿房宮」の栽培。
確か促成栽培の実験も行われたはずです。
何十年も前の研究ですが、
今もその技術が地域に活かされています!
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