花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

白華山復活プロジェクト

2015年08月20日 | 研究
南部町にある名刹、白華山「法光寺」。
鎌倉時代に出来た古く由緒あるお寺です。
その法光寺に2年生があらわれましたが、
なんと鯉の泳ぐ池の深さを測っています。
こんなことをしたら叱られると思うかもしれませんが
ちゃんと住職様の立ち会いで行っています!
理由はこの池をバイオエンジンできれいに浄化するため。
住職様の依頼で2年生が取り組むことにしました。
この日は法光寺にある3つの池の水質を分析するため
サンプル集めにやって来ました。
分析結果はまだ出ていませんが、
勘からいくと水質汚染と呼べるほど
富栄養化は進んでいないはず。
なぜなら山から湧き出て来たばかりの水だからです。
しかし住職様はもっと気になることを教えてくださいました。
それは白華山「法光寺」という名前の由来です。
かつてこの池には蓮の花がたくさん咲いていたことから
白い華という名がついたというのです。
ところが今はまったく蓮はありません。
昔のように池に花を咲かせたいという住職様。
そこでなんとかその思いに応えたいと考えています。
チームに課されたあらたな課題。
本格的な取り組みは来年になると思いますが
みんなで知恵を絞りたいと思います。

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自分で限界を決めない!

2015年08月20日 | 研究
チームフローラフォトニクスの2年生が何やら集まっています!
これは今週末に行われる全国高校観光プランコンテストの練習風景。
ところが資格取得のため、まだ一度も全員揃ったことがありません。
全員が揃うのは今日が初めて。なんと大会2日前です。
名農生に限ったことではありませんが、事に臨むとき
面倒くさいので適当にやって、ごまかす人がよくいます。
もちろんそんな姿勢なので当然、高い確率で失敗します。
問題なのは真剣に取り組まないので、失敗しても悔しく思わないことです。
「自分なりに頑張ったのでしかたがない」「どうせ自分には能力がない」、
こんな言い訳で自分を慰めてばかりいると、
いつになっても本気になれない人になってしまうかもしれません。
チームがいろいろな大会に出場するようになって今年で7年目。
常に心がけているのは成功のため、手を抜かないこと。
大会のルールは?評価のポイントは?審査員はどのような人?など
成功のためにきちんと分析しては、
自分たちが出来る精一杯のことをして臨んでいます。
このような姿勢が高い確率で成功を手にし
メンバーの自信を育てているのだと確信しています。
さて今回の大会はぶっつけ本番に近い状態ですが、
このまま臨んでは後悔することになるし、チームとして納得できません。
そこで数日前からいるメンバーだけで読み合わせをしたり、
演出方法を打ち合わせしています。
ピンチのフローラですが、一生懸命取り組むところが2年生のいいところ。
お互い指摘し合いながら一日一日を大切にして完成度を高めています。
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