花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

誤解を解きたい

2015年08月04日 | 学校
これはアグリサイエンスの植物工場コース。
環境システム科の先生が、名農自慢の水耕栽培装置で栽培した
トマトのビタミンC測定を指導されたようです。
野菜や果物の機能性を考えるとき
誰もが最初に思い浮かぶのがビタミンCの含有量。
しかしビタミンの定量分析は、糖度測定と違って
そう簡単なことではありません。
理科の授業のようにガラス容器や薬品を使って
本格的な実験をしなければできないものです!
ところが環境システム科には
比較的簡単に測定できる光度計があります。
これによってこのように中学生でも
測定できるようになったのです。
測定結果は一般の太陽を浴びたトマトよりも
名農のLED栽培されたトマトの方がビタミンCが多いという事実。
これには中学生たちも驚いたようです。
一般の方といろいろなお話をした中で感じるのが
「水耕栽培やLED栽培は露地栽培より栄養価が少ない」という誤解。
青森県は現在、短命県返上の取り組みを始めていますが
名農が取り組んでいる新しい栽培は
その切り札として注目されつつあります。


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バイオテクノロジーに挑戦!

2015年08月04日 | 学校
アグリサイエンスではなんと中学1年生が
バイオテクノロジーコースに応募してきました。
今回のテーマはシランの培養。
これは実体顕微鏡でシランの種子を観察しているところでしょうか。
中学1年生といえば、つい数ヶ月前までが小学生。
しかし暑い中、それでも一生懸命に取り組んでいました!
そのおかげでちょっと早めに実験が終了。
残った時間を使って
講師の先生の案内ですべてのコースを見学していました。
1年生なので来年も再来年も参加出来ます。
いろいろなコースを覗いて、
また来年も挑戦してほしいものです。
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