花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

無花果

2015年08月22日 | 研究
2年生が栽培しているミニイチジク。
最初は目に見えて大きくなったので
夏休み中に収穫できるのかと期待していましたが
このところ生長が止まっているように見えます。
これは摘果をしていないからかもしれません!
しかしこれも勉強、このままにしたいと思います。
さて花には子房という部分があり、
この子房が肥大したものを「果実」といいます。
代表的なものがミカンやカキです。
ところがこのイチジク、肥大しているのは子房ではありません。
「花たく」という部分が大きくなっているのです。
花には花を支える茎の部分がありますが、これを花柄といいます。
この花柄と花が接している部分、これが「花たく」です。
花たくが肥大するのはリンゴやこのイチジク。
つまりこれは真夏の果実ではなかったのです。
ところで花がまだ咲かないのに突然実をつけはじめたイチジク。
不思議だと思いませんか。
実はこの実の内側に小さな花が咲いているのです。
イチジクを「無花果」と書くのは
花が咲かないのに実が大きくなるよう見えるから。
果物にもいろいろあるものです!



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伝統文化の継承

2015年08月22日 | 研究
このところ同じような写真ばかりになっています。
それというのも名農は月曜日から2学期。
つまり今はまだ夏休みのため、名農生の動きに変化がないのです!
さらに名農は今、学校丸ごと工事中。
教室にも入れない毎日が続いています。
したがってここ土肥実験室しか場所をとれないのも理由です。
しかし毎回写っている人は、少しずつ違っています。
残念ながら後ろ姿ですが、今回は誰が写っているかおわかりですか。
実は校長先生、教頭先生そして農業クラブの顧問の先生です。
発表しているのは観光プランコンテストに出場する2年生。
このコンテストでは質疑応答はないようですが、
2年生にとって初めての対外試合。
そこで本番緊張しないように
先生方に発表を聞いていただき度胸をつける練習をしています。
チームが結成されてから今年で7年目。
今までたくさんの校長先生、教頭先生にご指導をいただきました。
ありがとうございます。
先生方の力を利用するのもチームの伝統文化。
新生フローラにも引き継がれています。
チームフローラフォトニクスの2年生は
今日の始発で残暑厳しい大阪を目指します。
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