花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

あー夏休み!

2015年08月10日 | 研究
2年生は涼しい情報処理室でサンパチェンスの
二酸化炭素吸収量などを測定しています!
これは1回1時間かかりますが、
コンピュータが測定しているので大変ではありません。
ところが忙しいのは測定後です。
測定が終わったサンパチェンスの葉面積を測定するのです。
チームはよくコンピュータで葉面積を測定しますが
今回はメンバーが5人もいるので手作業で行うことにしました。
葉をむしりとっては方眼紙の上に置き、輪郭をなぞります。
何マスあるかを数えて葉面積を測定するのですが
次のサンパチェンスを測定している間に終えなければなりません。
これを4回も繰り返すのですから大変です。
結局この日は実験終了まで5時間もかかりました。
せっかくの夏休み、遊びたいところですが
こればっかりは仕方がありません。
夏休みにしかできない実験です。
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涼んでいるのではありません!

2015年08月10日 | 研究
先月下旬、チームフローラフォトニクスの2年生が
朝から情報処理室に閉じこもっています!
実はこの部屋、コンピュータを熱から守るために
エアコンがついているのです。
おそらくたくさんの方が、チームは猛暑に負けて
涼しいこの部屋に逃げ込んでいると思っているようですが
実はこの部屋をかりて光合成の実験をしているのです。
光合成量は明るさや気温に左右されます。
したがってこれらの条件を一定にしないと正しい値がとれません。
情報処理室はその点、エアコンである程度制御できます。
さらに実験は1回1時間かかり、それを4回も繰り返します。
4時間以上も同じ温度の部屋に立てこもれるのは
この夏休みの時期しかできません。
チームが毎年この時期に情報処理室に閉じこもるのは
こんな理由があるのです。
しかしみなさんが活動している教室や農場は30℃を超す猛暑。
ずるいと考えるのは当然です。
でもみんないったい机に向かって何をしているのでしょう?
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