花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

すぐやる課

2019年11月13日 | 研究
クワイの養液が10°を切っているということで
すぐに鑑賞魚用のヒーターを用意しました。
ハンターズが相手にしているのは命のある植物。
忙しいから後にしようというわけにはいきません。
どこかの役場に「すぐやる課」という部や課を横断して
すぐ動いていくれる部署ができ話題となりましたが
フローラもハンターズもすぐやる課。
研究に関してはフットワークが軽いのです。
さて水槽用のヒーターならなんでも同じかと思っていたところ
18°にキープできるもの、26°にキープできるもの。
さらに20°〜28°ぐらいまで制御できるものなど様々。
亀などを飼育する際は26°ぐらいに水温を上げるようですが
金魚では18°で大丈夫とのこと。気をつけて選ばないといけません。
制御できるタイプを手にしたハンターズ。
さっそく20°に設定して水槽に取り付けました。
気温が低い温室に設置している水耕栽培装置の液温を上げるということは
それだけ蒸発してしまうということ。
気をつけないとせっかくのクワイの根が焼けたり
最悪では火事になってしまいます。
予想としてはあと1ケ月。
今まで以上に気をつけて管理しなければなりません。
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養液冷えてます

2019年11月13日 | 研究
先日の朝、ハンターズが栽培しているクワイの水温を確認したら
なんと9°しかありません。
日中は18°ぐらいまで上がるので大丈夫ですが
夜はさすがに低すぎます。
現在、肥大期なのでおそらく適温だと思われる
20°前後まで水温を上げなければなりません。
今まで一生懸命管理してきたメンバーの苦労が無駄にならないよう
さっそく対応したいと思います。
さてこのクワイの水耕栽培。
普通の栽培よりも便利なところがあります。
土を使っていないため、いつでも地下部を覗けるのです。
今、何個ついていてどれぐらいの大きさなのか一目瞭然。
泥の中で育てる一般の栽培法ではあり得ない長所です。
先日見てみると大きいもので直径2cm程度。
しかしほとんどがまだまだ小さく、
早くても収穫は来月になりそうです。
しかし水温を温めることで肥大スピードが早まるのか。
興味津々のハンターズです。
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