女は度胸

嬉しいことに今年も京都大学で開催されるテクノ愛に
名久井農業高校から2チーム選出されました。
ひとつは名農が誇る園芸科学科のドローンチーム。
昨年に続いて2年連続の出場なので、
前回からどのようにバージョンアップしているのか楽しみです。
もうひとつは我らが環境システム科のバブルボーイズ。
満を持してお得意の泡農薬を引っさげての登場です。
かつてチームフローラフォトニクスはこの大会の常連チームで
11年間で10回、それも毎年2〜3テーマも選んでもらっていました。
したがってこの時期はいつも放課後、
土肥実験室でストーブを囲みながら発表練習をしていたものです。
フローラの前半５年は園芸科学科の草花班だったためほとんどが女子メンバー。
逆に後半5年は環境システム科の環境班になったので、ほぼ男子メンバー。
長い間、いろいろなメンバーの練習風景を見てきましたが
男子よりも女子の方が度胸があるような気がします。
この傾向はどうやら令和になっても変わっていないようで
堂々と発表しては質問に答える女子のドローンチームに比べ
男子のバブルボーイズは少し不安そう。
お互い切磋琢磨しながら本番を迎えてほしいものです。
昨日は朝から雪が降り出しました。
チーム名農は修学旅行チームと入れ違いに
明日、都に参上します。

スウェーデンの森

昨日、とうとう雪が降りました。
青森県でも太平洋側なので
何センチも積もるということはありませんが
植物たちも雪をまとった姿となりました。
この日は日中の気温は5℃以下、朝はもう氷点下です。
温暖な南部町も完全に冬となりました。
しかしこの寒さの中でも元気なのがこのリンゴンベリー。
枯れるどころか、11月になって新梢が伸び出しました。
北欧ではブルーベリーとともに森の中で実をつけるといいます。
収穫量はブルーベリーより多いため、
どの家庭でもジャムなどにして利用しているようです。
そういえば昨年、ファイナルフローラが水研究で
スウェーデンに行った際も毎日食卓にあがっていました。
11月のストックホルムの平均最低気温は氷点下1℃前後。
氷点下30℃まで気温が下がっても平気というリンゴンベリーなので
今頃、スウェーデンの森では雪を被りながらも
艶のある緑の葉を輝かせているかもしれません。