1週間ほど前の名農。紅葉を楽しめるキャンパスになっています。
グラウンドの周囲を飾るのはドウダンツツジでしょうか。
まるでかわいい赤いマッチ棒のようです。
そして3階の高さまである高木も赤く染まりました。
こちらはメタセコイヤ。もしかしたら名農で一番高い木かもしれません。
紅葉がきれいなことから、日本各地に
メタセコイヤ並木の紅葉の名所があるようです。
メタセコイヤは1941年に化石植物に指定されそうになりました。
なぜなら化石でしか見つからない植物だったからです。
ところがその後すぐ、中国でなんと生きたメタセコイヤが発見されます。
そこで「生きた花石」と呼ばれるようになりました。
ちょうどそこ頃に名久井農業高校が誕生しています。
名農にノッポな木が植えられたのは、移転した昭和46年あたりだと思われます。
大先輩方が学校を作る際、なぜこの木を選んだのか理由はわかりませんが
今ではシンボルツリーのような存在感を漂わせています。
しかし成長は早いのですが、もろくて建築資材には向かないそうです。
そういえば数年前に台風が来た時、大きな枝が折れていました。
来年は名農80周年。高いところから周年行事を見守ってくれるはずです。
ところで遠目では広葉樹に見えますが、実は針葉樹。
紅葉する針葉樹。せっかくなのでぜひ近くで見てください。