花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

ランクアップ

2023年11月17日 | 研究
神戸で行われた食関係のSDGs発表会。
予選を突破して最終審査の12チームに選出されました。
彼らにとっては初めてのガチンコ勝負。
質疑応答もあるコンペです。これは表彰式の様子。
なんと3位に当たる特別賞を受賞しました。
受賞できるのは出場チームの半分だけ。つまり3位とはいえ大成功です。
さて偶然ですが、3人ともFLORAダービーで下位を走っています。
したがって一発逆転を狙い優勝を目指していたので、
少しがっかりしたようですが、全国大会入賞はかなりの高ポイント。
この時点で3人とも第2グループの上位に
ランクアップしたのは間違いありません。
そうなると気になるのは、明日行われる京都組の成績。
そこで彼らは大会後、すぐに夕暮れの神戸をあとにし、
明日の大会を見届けるため京都へと向かいました。
お互いが獲得するポイントで試合ごとに順位が変わるとはJリーグのよう。
Jリーグは来週末には優勝を決まりそうですが、
FLORAダービーは年度いっぱい続きます。
そういえば今年はサッカーも野球も神戸のチームが大活躍でした。
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アイデアに追いつかない

2023年11月17日 | 研究
これがなんだかわかりますか。
実はある女子メンバーが研究している節水ミスト栽培の容器です。
右側が葉菜類用。レタスなどは根があまり長くないので
これぐらいの深さの容器で栽培できるのです。
中央は根の長いトマト用。葉菜用より深い容器です。
さらに一番左は最新のトマト用。のっぽで深さ60cm以上あります。
ただこんなに深いとミストを発生させても根に十分届かないことがあります。
そこで彼女は、ミスト発生と同時に容器内で
小型のファンが連動して回る仕組みに改良しました。
また逆サーモを利用して、気温が上昇したら
ミストを動かす装置も製作する計画を立てています。
ミストを何回発生させてもそもそも使う水が少なく
容器から蒸発せず回収できるので節水には変わりありません。
したがって季節、作物、栽培目的に合わせて変幻自在に対応できるのが魅力です。
とはいっても考案したアイデアに装置が追いついていないのが現状。
ぜひ来年はこれらの自作装置で、また美味しい野菜を作ってもらいたいものです。
現在、あまりにも大会が立て込んでいるため
課題研究だけでは練習に対応しきれず、
今週は放課後に集まるようになったFLORA。
絶好調も連続すると辛くなってきますが、
あと10日ほどで山場は超えます。最後のひと頑張りです。
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