花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

詐欺じゃないオレオレ

2023年11月04日 | 研究
これは先月、オンラインで取材を受けたFLORA HUNTERS AQUA。
放課後に行われましたが、あいにく2名が検定で不在です。
するとここでも今年のFLORAメンバーの特徴が現れました。
例えば、ひとつ質問されると、最初はあるメンバーが代表で答えるのですが
うまく伝わっていないと感じると、すぐさま他のメンバーが補足を始めます。
それでも伝わらないと思うと、誰にいわれることもなく
別のメンバーが次々と説明を始めるのです。
これはまるでラグビー。前進してくる質問という相手に、
男女関係なくメンバーが次々とタックルしていくのです。
毎年、弁が立つがメンバーはひとりぐらいはいますが
彼らの場合は次はオレだとばかり、ほとんどのメンバーがタックルします。
中には仲間の回答をジャッカルしたり、
うまくいかずオフロードバスをするメンバーもいます。
検定が終わって駆けつけた2人も同じでした。ガンガン食いつきます。
かつて園芸科学科時代のTEAM FLORA PHOTONICSは
元気な女子メンバーが多く、肉食系植物研究集団とか
最も好戦的な植物研究チームなどと呼ばれていましたが、それに匹敵する勢い。
獲物に食いつくピラニアです。このところ口が重いメンバーが多かったFLORAにとって、
これは面白い突然変異。来年は記念すべき名農創立80周年。
特異な性格を活かして節目の年に大暴れしてもらいたいものです。
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豊穣太鼓

2023年11月04日 | 学校
先日行われた名久井農業高校の文化祭「名農祭」。
体育館には模擬展が並び、地域の皆さんは軽食を購入されては
テーブルで食事をされています。来場された皆さんを喜ばせるのが、
名農名物である郷土芸能部の和太鼓。「豊穣太鼓」と呼ばれています。
確か学校の創立60周年を記念して立ち上げた部活動なので、
来年でこちらも活動を始めて20年となるはずです。
正式にはわかりませんが、いつも男子より女子が多いように見えます。
ところで高文連には郷土芸能部門があり、
各県のチャンピオンが毎年全国大会で競技を行います。
名農も何度か出場したことはありますが、なかなかTOPになれません。
理由のひとつにあげられているのは、そもそもスタンスが違うこと。
郷土芸能部といいながら名農の太鼓はオリジナル楽曲。
日本には鼓童など有名な和太鼓プロ集団がありますが
彼らと同じで創作曲を披露することを旨としているのです。
そんなことで伝統的な津軽三味線や地域に伝わる芸能に比べると
郷土芸能としは評価されにくいのだそうです。
先日の県大会でも優秀賞だったようです。
しかし観客にとっては、オリジナル楽曲の方が見応え抜群。
単純にかっこいいのです。コロナ前は八戸市内に飛び出して
ゲリラライブを敢行するなど精力的に活動していました。
そんなこともあって、この日も郷土芸能部の「豊穣太鼓」は
名農祭にやってきた皆さんを魅了。体育館は大きな拍手に包まれていました。
さて現在FLORAには郷土芸能部が2名。Jr.の1人も入っています。
最高の演技。お疲れ様でした。
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