本屋さんでふらふらしてたら、ふうっと眼についたのが、この本。「農業と農家が生き残るには…?」と考えていたので、すぐ飛びついた。
忙しくて、なかなか時間が取れないが、眠る前の10分とか、昼休みの5分…と、毎日離さずに読んでしまった。
自分自身、6㎡ほどのほんとに小さな畑なのに、農業の難しさにまいっていたので、すごく面白かった。
この本にもあるように、無農薬と言っても、病気になったらどうしようもない。せいぜい酢を散布するくらい・・・と、すこしやる気をなくしていただけに、この本から勇気をもらうことができた。
本の表紙には、『「絶対不可能」を覆した農家 木村明則の記録』と書かれている。
この本には、青森県弘前市の農家、木村さんが農薬どころか有機肥料も一切使わず、不可能と言われた林檎づくりに突き進む姿が紹介されている。
もともとは、2006年12月のNHKの番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」で紹介されたもので、それに大幅に手を加えて書籍化したとのこと。
門外漢で勉強不足の私が解説するわけにもいかないので、ぜひ読んでみることをお勧めします。どうしても病気や虫にかてなかった木村さんが「これだ!」と眼を開く場面などは、「うーん、そうか!」と唸ってしまったのです。
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