カンボジアは、一部の都市などはどんどん発展はしてきていますが、一歩郊外へ出ればまだまだ貧しい国です。
汚れたままの水、貧しい食事、粗末な家、裸や裸足のまま・・・。
そして、たくさんの孤児。
孤児と言っても親が亡くなった子だけでなく、捨てられた子、育てられないからという理由などで、孤児院に引き取られてきた子供たちです。
私がアンコールワットマラソンに関するきっかけとなったのも、カンボジアの子供たち、地雷で怪我をした子供たち、子供病院や教育などに支援をされている有森裕子さんの活動からでした。
有森さんの他にも子供たちや孤児院の支援をされている方がたくさんおられます。
そんな中で、サンセットツアーを企画して孤児院への支援とされているものがあり、参加してきました。
内容は、型苦しく考える必要はなく、きれいな夕日を眺めるツアーです。
まず15:30、トゥクトゥクがホテルまで迎えに来てくれます。
そして、農村地帯にある孤児院へ。
到着してから、日本から持参した風船やシャボン玉で子供たちと楽しく遊びました。
そして、カウカート(牛車)に乗って出発です。
乗り心地は荷車なので良くはありませんが、情緒は抜群。
ガタガタとゆられて進みます。
周りは、見渡す限り田んぼ。
水路で子供たちが魚を獲っていました。
そして、前方に椅子を発見、ぼちぼちポイントのようです。
こんなところです。
子供たちがテーブルなどをセットし準備を始めます。
冷えたシャンパンも用意。
こんな感じで準備完了。
それでは、椅子に腰かけます。
地平線に向かって、カンパイ。
何をするとかと言えば、ひたすらまったり、のんびり。
牛ものんびり休憩。
しばらくして、子供たちと交流です。
この女の子は、看護師を目指しています。
持参した扇子をプレゼント。(実は、メイドイン ダイソーですが)
するとこんな草の実をくれました。
食べて見ると、酸っぱい苦い感じ。
決して美味しくはありませんが、子供たちからおもてなしに感謝。
そうこうしていると、夕日がこんな感じに。
仕事などイヤなことは忘れて、何も無い、贅沢な空間を堪能しました。
帰りは、バイクを拝借。
ちなみにカンボジアのバイクは、免許不要。
年齢も関係なしです。
と言うことで、交通法規なんてお構いなし。
なので危ないのですが・・・。
孤児院に戻り、教室を拝見。
ここで日本の先生に、日本語と英語を教わっているとのことです。
そんな先生(あやこ先生だったかな)が、こんなところに来ておられると思うと、驚きです。
孤児院の子供たち、貧しいけれど、元気いっぱいの姿が見られました。
もちろん夕日も素敵でしたが、子供たちのいっぱいの笑顔はもっと素敵でした。
帰りには、いつまでも手を振ってくれている子供たちの姿に感謝。
とても楽しい時間を過ごせました。