「真夜中の弥次さん喜多さん」見てきたよ！

しりあがり寿さん原作の「真夜中の弥次さん喜多さん」を見てきました！
しりあがり寿を知らない人でも、宮藤官九郎監督映画といえば食いつく人も多いかと思われます。
しかも主演は長瀬智也と中村七之助だしね。（＜お父上も出演されてて、かなりビックリ箱な映画だなーと思いました）
それに加えて脇役も一癖もニ癖もある名優ばかりが名を連ねていて、場面が変化してその人達が出演するごとに笑ってしまうのです。

そもそも話がジャンキーの喜多さんと、その喜多さんに惚れてしまう所帯持ち弥次さんが繰り広げるシャブ断ち自分探しの旅っていうんだから、ディープですよねー。
喜多さんが言う「オイラ、とんと現実（リアル）が分からねぇ」って言葉が胸を打ちます。
また弥次さんの喜多さんを思う心も男前でイイ！
愛が全てなんだなー。うん。

なにげに一番のツボは板尾創路さん。
やっぱあの人面白いわ。
「頭、パッカーーーーーン、このネタで18年ですわ」ってセリフが好きだ。

まぁストーリーなかったし、色々とちゃんとした映画が好きな人にはダメ出し必須な映画だったけど、面白くないかというと、そんなことない。
全く無い。すっごく面白い。
バラエティ番組の延長で、なおかつデカい画面で見る感じで来れば、100％楽しめるんじゃないでしょうか。

そして映画の後は初バッティングセンターに行ってきました。
あんまり当たらなかったけど（70kmの超スロー球）、けっこう楽しかった。
また行きたい。あれハマるね。サラリーマンの気持ちが少し分かるような気がしました（w

んで、多分次はこの映画を見に行きます→「逆境ナイン」
だって、島本和彦原作だもん。
しかも予告見てさらに暑苦しさを増した映像技術にバッドトリップ。
７月全国ロードショーらしいから、８月までには見に行きたいと思います。
私の中で、全力という言葉がプチブームになりそうな予感☆