私の周りではまれに過去のことなのに
今起きているかのように怒りを感じる人がいて
それはなんなのだろう？って思ったりしていたんですけれど
「思い出し怒り」という現象があるということを知って
へぇってなっていたsachiakiです。
まぁ普通に生きててそういったことがまったくないか？
と言われればそうじゃなくて
「あー！思い出しただけでもムカムカしてきた！」
っていうのがたぶん正常な脳の働きで
過去のイベント思い出す→関連事項として起きたことを思い出す→その時の怒りも思い出す
って感じのステップで怒りを思い出すもので、
それは過去であればあるほど、そして思い出す頻度が低ければ低いほど
曖昧なものとなって、いずれ消えてしまうものとなっています。
これが人間の「忘れることができる能力」と関わっているからだと
私は勝手も思っていたりします。
なにせいちいち引っ掛かかるメモリーが大きくて
そこに引っ張られていたら前に進んでいくことが困難になるのは請け合いで
「忘れることができる」からこそ「新しいことにチャレンジできる」わけです。
ところが「思い出し怒り」をしてしまうタイプは
なにか過去のことを思い出して紐付いた記憶としての「怒り」を感じているのではなく
ちょっとしたきっかけ、例えば空腹であるとか、
なにか不安に思うことがあったとか、
今うまくいっていることがない、などの心にモヤが入ってくると
突然スイッチが入ったかのように「怒り」が再燃されて
そうだ、「あの時のあれは本当に最悪だった！」と
今も同じ温度で怒りが収まらないってことになるようなのです。
これは現在と過去の記憶の保管場所がごっちゃになってしまう性質によるもので
「タイムスリップ現象」と呼ばれるものだそうです。
こういった人はイベントの記憶などの強度のある記憶に対して
大した重みを持っていないようで、
日常のささいな物事の方が記憶に残りやすく
その性質も相まって大きなイベントごとなので記憶が薄まるってことがなく
何度もささいなことを思い出しては引っ掛かってしまうのだそうです。
しかも記憶は思い出す回数が多ければ多いほど
記憶に刻まれてしまうので
「不快に感じた」ことを何度も経験して
より強固に記憶に紐付いてしまうのだそうです。
私も小学校時代のささいな恥ずかしさを
（教室で間違えたことを言ってしまい先生に叱られて
みんなの前で立ち続けないとならなかった…だったと思う。もう忘れたから）
高校生時代ぐらいまでは時折その場に戻ったかのように
恥ずかしさが蘇り、いてもたってもいられない
なんてことがあったりしましたが、
そのあともっと沢山の恥ずかしさや悲しさや困ったこと
それ以上に楽しかったこと、乗り越えられた嬉しさなどで記憶が上書きされ
今ではそのことを思い出すのも難儀なぐらいに記憶が薄まり
記憶が薄まるのと同様に
その時の「恥ずかしさ」も再現することがなくなりました。
私は何度も書き続けてきたように
もともとは怒りっぽい性質を持っていたので
その性質がために自分が徒労に終わることを学び、
なるべく自分で自分の情緒を制御できるようになろう！と
様々なことを試してきて、生来の屁理屈好きなのも相まって
理屈でだいたいこのことは制御できるってなったクチなのです。
なので他の人もなにがしらの自分の持ち味で
自分の情緒ってコントロールできるんだと思っているんですけれど、
そうはいっても私が米粒に写経するのが困難なように
得意不得意ってものはあると思うので
自分の情緒、主に「怒り」について思うことがある人は
人に相談してみるのも手かなって思います。
ともかく人というものは「不安」にかられた時に
疑心暗鬼になったりしてキャパが狭まってしまうものなので
なるべく余裕を持つ工夫をすると良いのかもしれません。
とくに今は酷暑も酷暑で外で立っているだけでも
汗が滝のように出て脱水症状などに陥りやすくなっていますから
そういった体の不快感を不安と捉えることもあるかと思います。
実際、不快指数が高い時はメンタルにも響きやすく
うつの人が強く症状を訴えるという話も聞きます。
そして「不安」にかられた時の対処法も自分の中に持っておくと
少しは生きるのが楽になるんじゃないかなって思います。
私は絵を描くとか、とにかく手を動かすことにしていますが、
人によっては走るとか散歩するとか、
今まで行ったことのないカフェに立ち寄ってみるとか
そういうので解消する人もいます。
それぞれにあった方法がみつかると良いですね！
という感じで今日の日記はこの辺にて。
めちゃくちゃ暑いのでお部屋で涼みながら作業に没頭しようと思います。
そんじゃまた。モイモイ。
今起きているかのように怒りを感じる人がいて
それはなんなのだろう？って思ったりしていたんですけれど
「思い出し怒り」という現象があるということを知って
へぇってなっていたsachiakiです。
まぁ普通に生きててそういったことがまったくないか？
と言われればそうじゃなくて
「あー！思い出しただけでもムカムカしてきた！」
っていうのがたぶん正常な脳の働きで
過去のイベント思い出す→関連事項として起きたことを思い出す→その時の怒りも思い出す
って感じのステップで怒りを思い出すもので、
それは過去であればあるほど、そして思い出す頻度が低ければ低いほど
曖昧なものとなって、いずれ消えてしまうものとなっています。
これが人間の「忘れることができる能力」と関わっているからだと
私は勝手も思っていたりします。
なにせいちいち引っ掛かかるメモリーが大きくて
そこに引っ張られていたら前に進んでいくことが困難になるのは請け合いで
「忘れることができる」からこそ「新しいことにチャレンジできる」わけです。
ところが「思い出し怒り」をしてしまうタイプは
なにか過去のことを思い出して紐付いた記憶としての「怒り」を感じているのではなく
ちょっとしたきっかけ、例えば空腹であるとか、
なにか不安に思うことがあったとか、
今うまくいっていることがない、などの心にモヤが入ってくると
突然スイッチが入ったかのように「怒り」が再燃されて
そうだ、「あの時のあれは本当に最悪だった！」と
今も同じ温度で怒りが収まらないってことになるようなのです。
これは現在と過去の記憶の保管場所がごっちゃになってしまう性質によるもので
「タイムスリップ現象」と呼ばれるものだそうです。
こういった人はイベントの記憶などの強度のある記憶に対して
大した重みを持っていないようで、
日常のささいな物事の方が記憶に残りやすく
その性質も相まって大きなイベントごとなので記憶が薄まるってことがなく
何度もささいなことを思い出しては引っ掛かってしまうのだそうです。
しかも記憶は思い出す回数が多ければ多いほど
記憶に刻まれてしまうので
「不快に感じた」ことを何度も経験して
より強固に記憶に紐付いてしまうのだそうです。
私も小学校時代のささいな恥ずかしさを
（教室で間違えたことを言ってしまい先生に叱られて
みんなの前で立ち続けないとならなかった…だったと思う。もう忘れたから）
高校生時代ぐらいまでは時折その場に戻ったかのように
恥ずかしさが蘇り、いてもたってもいられない
なんてことがあったりしましたが、
そのあともっと沢山の恥ずかしさや悲しさや困ったこと
それ以上に楽しかったこと、乗り越えられた嬉しさなどで記憶が上書きされ
今ではそのことを思い出すのも難儀なぐらいに記憶が薄まり
記憶が薄まるのと同様に
その時の「恥ずかしさ」も再現することがなくなりました。
私は何度も書き続けてきたように
もともとは怒りっぽい性質を持っていたので
その性質がために自分が徒労に終わることを学び、
なるべく自分で自分の情緒を制御できるようになろう！と
様々なことを試してきて、生来の屁理屈好きなのも相まって
理屈でだいたいこのことは制御できるってなったクチなのです。
なので他の人もなにがしらの自分の持ち味で
自分の情緒ってコントロールできるんだと思っているんですけれど、
そうはいっても私が米粒に写経するのが困難なように
得意不得意ってものはあると思うので
自分の情緒、主に「怒り」について思うことがある人は
人に相談してみるのも手かなって思います。
ともかく人というものは「不安」にかられた時に
疑心暗鬼になったりしてキャパが狭まってしまうものなので
なるべく余裕を持つ工夫をすると良いのかもしれません。
とくに今は酷暑も酷暑で外で立っているだけでも
汗が滝のように出て脱水症状などに陥りやすくなっていますから
そういった体の不快感を不安と捉えることもあるかと思います。
実際、不快指数が高い時はメンタルにも響きやすく
うつの人が強く症状を訴えるという話も聞きます。
そして「不安」にかられた時の対処法も自分の中に持っておくと
少しは生きるのが楽になるんじゃないかなって思います。
私は絵を描くとか、とにかく手を動かすことにしていますが、
人によっては走るとか散歩するとか、
今まで行ったことのないカフェに立ち寄ってみるとか
そういうので解消する人もいます。
それぞれにあった方法がみつかると良いですね！
という感じで今日の日記はこの辺にて。
めちゃくちゃ暑いのでお部屋で涼みながら作業に没頭しようと思います。
そんじゃまた。モイモイ。
