今日のニュースリストをぼんやりと眺めていたら
メキシコがトランプ氏に反撃とあり、
米国は「メキシカン・アメリカ」と呼ばれるべきとあって
どゆこと?となっていたsachiakiです。
トランプ氏がメキシコ湾の名前をアメリカ湾に
改称すべきだと主張したものに対して、
メキシコが17世紀の古地図を持ち出して
北米を「メキシカン・アメリカ」となぜ呼ばないのか?
「いい響きではないか」と反論したとのこと。
ちなみに「いい響き〜」については
トランプ氏がアメリカ湾にした方が「いい響き」と
発言したことを受けてのことなので
ギャングが牛耳る国ツエェ〜〜〜ってなってました。
ギャングが牛耳っているのって
いいことではないと思うけれど、
カナダの首相に対して(アメリカの)州知事と呼んだり
無茶苦茶なトランプ氏に対しては
このぐらい危険なカードじゃないと対抗できないのかな?
なんて思うと、民主主義の敗北を感じざるを得ず
なんとも言えない気持ちになったりしています。
外務省の海外安全をお知らせするサイトを見てきても
現在のメキシコは危険区域が広がっており
渡航中止勧告もごく一部の地域(アカプルコ周辺)に出ているので
危ないことには違いないようです。
それにしてもトランプ氏の暴走にアメリカの人たち
どこまでついていけるんですかね。
昨日はメタ社がFacebook等の利用規程改定で
今までNGと呼ばれていた投稿について
規制をゆるくするっていうものの一つに
女性のことを家庭用品や所有物として表記することをOKとしたり、
トランスジェンダーの人やノンバイナリーなたちについて
「it(それ)」と表記することをOKとしたとのこと。
おそらくアメリカのトップになるトランプ氏や
イーロン・マスク氏の投稿が跳ねられてしまうことを避けるための
おもねった配慮だと思うんですけれど、
うん、まぁ、うん。って感じです。
書くこと自体が悪いわけじゃないし……。
ただ言葉は実体となって動き出すという
厄介な性質を持っていると思っているので
「女性は男性に所有されるものである」という
言葉がどんどん常識になっていった時、
また女性が抑圧され、ものをいうことを禁じられる
そういう時代に逆戻りする可能性があるということで
大変憂鬱な気持ちになっています。
アメリカ…というよりインターネットを
幅広く占有している企業や人物に即して動いている
現在の動向を見ていると
権力というものを持つのが国であれ個人であれ
ヤバいやつになると極端な方に舵を切られて
多くの人が生きづらくなるのかもしれんね
なんてことを思ったりしています。
とはいえ、行き過ぎてものへの反発という点で
”多様性”を都合よく振り回した人たちには
大変反省して頂きたいという気持ちもあったり。
”誰のため”の多様性ってもんじゃないけれど、
最終的に自分の身に降りかかってくることは
その他の人も苦しめるかもしれない
そういうことを考えた方がいいのかもしれないですね。
とはいえ、多様であるとはどういうことか。
差別と区別は何が違うのか。
配慮すべきこととはどういう物差しが良いか。
そういったことは大いに語られた方が良いでしょうね。
そんな感じです。
それではまた。モイモイ