先日四谷三丁目にある、あひる社さんという知的な方々が集まる
勉強机が立ち並ぶ謎の空間にて行われた
テリー・ジョーンズ追悼鑑賞会をしてたのですが、
インテリジョークって最高ですね。
いきなり感じの悪いイントロでスタートなsachiakiです。
うんこ!ちんこ!
って叫ぶだけのお下劣な笑いももちろん好きだけど、
ブラックユーモアでガンガン人を不愉快と面白の間に突き落とすお笑いも好きなのです。
たぶん性格が歪んでいるからですね!ハラショー。
まぁ、それはさておいて。
テリー・ジョーンズ自選のスケッチ(コント)を1時間半見て
自選から漏れていたけれど、モンティ・パイソンっていったら
これが代表作よね〜という作品「スパム」とかも見て
散々笑ってきたんですけれど、
私が好きなトリでボコるコントが思い出せず、
「死んだオウム」と勘違いしているのか思い出せませんでした。
(死んだオウムはのちにサウスパークのネタになったりしているし、
そもそもギリシャ時代のジョークが元ネタだっていうんだから
インテリギャグは引用の度合いがヤバイですね)
それにしてもターキーのオモチャがやたらと落ちてきたり、
飛んできたりするのってモンティパイソンじゃなかったっけ……?
真相は闇の中。
だけど、家の中にDVDがあるのだから全部見ればみつかるかな。
それはさておき、話を急に変えてしまいますけれど、
最近の流れとして"人を傷つけない笑い"がもてはやされておりますが、
基本的に笑いは人を傷つけるものだと私は認知しています。
だからこそユーモアで権威に楯突くことができるし、
苦しい時の救いになるのだと思っています。
傷つけるということは、相手がいることなので、
その人との関係性に一歩踏み込むということでもあるんだと思います。
シュールでなかなか理解出来ないツボがある笑いももちろん好きですけれど、
懐に入り込んでいってかき回していく笑いは格別に面白いもんだな、と
これまたモンティパイソンの「※キラージョーク」を見て思いました。
※とある作家が作ったジョークは人を笑い殺すことができるというもので、
戦時中のドイツ軍などがジョークを解析して兵器として扱ったりする
大変にバカで壮大なコントなのです。マジ最高。
人が死んだり苦しんだりしているのを笑うっていう行為に対して
「非情」を感じるのが正常な神経ですけれど、
なんでしょうね。面白いんですね。
それは笑うという情動がもともと猿が餌を取り損ねてしまったことを
他の猿が笑ってはやし立てるところから来ているのだそうで、
(参考書がどれだったかイマイチ思い出せないんですけれど)
どうしたって笑いというものは恐ろしくブラックなものであるんですよね。
それを忘れて”面白い”を作るのはきっと難しいんだと思います。
ホッコリする笑いというものはまた別のものなので割愛するとして、
私たちは「笑う」という行動をとったからこそ
仲間として受け入れたり、そういうことってあると思います。
これはイジメ問題にもつながっていってしまうので
「面白い」を考える時は「誰が」面白いのか
という背景がつきまとうんだと思います。
そんな私は一番好きな映画を出せと言われたら
何度も書いているように「銀河ヒッチハイクガイド」を出すし、
これはスラップスティック・コメディという手法の映画なんだけど
ドタバタコメディなんて言葉に収まらないほどナンセンスで好きなSF映画なのです。
ほんでもって次に出すのが「TWIN TOWN」という映画で
評判は悪いみたいだけど、いたずらと仕返しがどんどんエスカレートしていって
悲しい結末へと導かれていくストーリーでなんか好きなんですよね。
人間って悲しい生き物よね、っていう哀れさというか
真に滑稽というか、悲劇は喜劇であることがバッチリ出ているというか。
どちらもイギリスの映画なので、
イギリスのキッッツいブラックジョークが好きなだけなのかもしれません。
すごく残酷な話なんだけど、人間なんてそんなもので
だからこそ理性を持って人と接しなくてはならないってことなんだろうなとも思います。
と、なんだから熱い話になってきてしまった。
こんなことを書いてますけれど、
私自身は人を笑えるような強権も持っていない
ちっさい人間なので怯えなくても大丈夫ですよ。
残酷なものでも笑えるといえば
ホラー映画が笑えるという人もいらっしゃいますよね?
私はそちら側の人間ではないのであしからず。
さて、そろそろ書いていることが徒然なるままにの限度を超えてきてしまっているのでこの辺にて。
そんじゃまた。モイモイ。
勉強机が立ち並ぶ謎の空間にて行われた
テリー・ジョーンズ追悼鑑賞会をしてたのですが、
インテリジョークって最高ですね。
いきなり感じの悪いイントロでスタートなsachiakiです。
うんこ!ちんこ!
って叫ぶだけのお下劣な笑いももちろん好きだけど、
ブラックユーモアでガンガン人を不愉快と面白の間に突き落とすお笑いも好きなのです。
たぶん性格が歪んでいるからですね!ハラショー。
まぁ、それはさておいて。
テリー・ジョーンズ自選のスケッチ(コント)を1時間半見て
自選から漏れていたけれど、モンティ・パイソンっていったら
これが代表作よね〜という作品「スパム」とかも見て
散々笑ってきたんですけれど、
私が好きなトリでボコるコントが思い出せず、
「死んだオウム」と勘違いしているのか思い出せませんでした。
(死んだオウムはのちにサウスパークのネタになったりしているし、
そもそもギリシャ時代のジョークが元ネタだっていうんだから
インテリギャグは引用の度合いがヤバイですね)
それにしてもターキーのオモチャがやたらと落ちてきたり、
飛んできたりするのってモンティパイソンじゃなかったっけ……?
真相は闇の中。
だけど、家の中にDVDがあるのだから全部見ればみつかるかな。
それはさておき、話を急に変えてしまいますけれど、
最近の流れとして"人を傷つけない笑い"がもてはやされておりますが、
基本的に笑いは人を傷つけるものだと私は認知しています。
だからこそユーモアで権威に楯突くことができるし、
苦しい時の救いになるのだと思っています。
傷つけるということは、相手がいることなので、
その人との関係性に一歩踏み込むということでもあるんだと思います。
シュールでなかなか理解出来ないツボがある笑いももちろん好きですけれど、
懐に入り込んでいってかき回していく笑いは格別に面白いもんだな、と
これまたモンティパイソンの「※キラージョーク」を見て思いました。
※とある作家が作ったジョークは人を笑い殺すことができるというもので、
戦時中のドイツ軍などがジョークを解析して兵器として扱ったりする
大変にバカで壮大なコントなのです。マジ最高。
人が死んだり苦しんだりしているのを笑うっていう行為に対して
「非情」を感じるのが正常な神経ですけれど、
なんでしょうね。面白いんですね。
それは笑うという情動がもともと猿が餌を取り損ねてしまったことを
他の猿が笑ってはやし立てるところから来ているのだそうで、
(参考書がどれだったかイマイチ思い出せないんですけれど)
どうしたって笑いというものは恐ろしくブラックなものであるんですよね。
それを忘れて”面白い”を作るのはきっと難しいんだと思います。
ホッコリする笑いというものはまた別のものなので割愛するとして、
私たちは「笑う」という行動をとったからこそ
仲間として受け入れたり、そういうことってあると思います。
これはイジメ問題にもつながっていってしまうので
「面白い」を考える時は「誰が」面白いのか
という背景がつきまとうんだと思います。
そんな私は一番好きな映画を出せと言われたら
何度も書いているように「銀河ヒッチハイクガイド」を出すし、
これはスラップスティック・コメディという手法の映画なんだけど
ドタバタコメディなんて言葉に収まらないほどナンセンスで好きなSF映画なのです。
ほんでもって次に出すのが「TWIN TOWN」という映画で
評判は悪いみたいだけど、いたずらと仕返しがどんどんエスカレートしていって
悲しい結末へと導かれていくストーリーでなんか好きなんですよね。
人間って悲しい生き物よね、っていう哀れさというか
真に滑稽というか、悲劇は喜劇であることがバッチリ出ているというか。
どちらもイギリスの映画なので、
イギリスのキッッツいブラックジョークが好きなだけなのかもしれません。
すごく残酷な話なんだけど、人間なんてそんなもので
だからこそ理性を持って人と接しなくてはならないってことなんだろうなとも思います。
と、なんだから熱い話になってきてしまった。
こんなことを書いてますけれど、
私自身は人を笑えるような強権も持っていない
ちっさい人間なので怯えなくても大丈夫ですよ。
残酷なものでも笑えるといえば
ホラー映画が笑えるという人もいらっしゃいますよね?
私はそちら側の人間ではないのであしからず。
さて、そろそろ書いていることが徒然なるままにの限度を超えてきてしまっているのでこの辺にて。
そんじゃまた。モイモイ。