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ニクイロシュクシャ・2~果実

 ショウガ科シュクシャ属の「ニクイロシュクシャ(肉色縮砂)」。インド原産の多年草で草丈は1.5~2メートルになる多年草。夏に橙色の花を咲かせ果実は長さ7~8センチの蒴果になる。写真は裂開した姿でこの後赤い種子が零れ落ちる。
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キバナアキギリ・1〜果実

 シソ科アキギリ属の「キバナアキギリ(黄花秋桐)」。本州、四国、九州の低山のやや日陰に生育する。8~10月に長さ2.5~3センチの淡黄色の唇形花を輪生させ段状に付ける。果実は4分果になり萼片の一番奥に出来る。果実の直径は2.5ミリほどで写真では褐色の果実が2つ見える。

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キッコウハグマ・4~果実

 キク科モミジハグマ属の「キッコウハグマ(亀甲白熊)」。晩秋に直径8~9ミリの頭花を付け冠毛の付いた痩果を稔らせる。冠毛は長さ7~8ミリで痩果は長さ4~5ミリ。今年は秋の気温が比較的暖かかったためかこの界隈のキッコウハグマは閉鎖花ばかりではなく開放花も良く見る。これは東京薬科大学“自然観察路”のもの。

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アケボノソウ・4~種子

 リンドウ科センブリ属の「アケボノソウ(曙草)」。秋に茎の先に花序を出し直径2センチほどの花を咲かせる果実は長さ2センチほどの上向きの蒴果になり中に直径約1ミリの種子が多数入っている。アケボノソウは二年草で発芽して1年目は葉を展開して栄養を蓄え2年目に開花する。山地の沢沿いなど多く見られる場所では毎年花が見られるが、ここでは今年は1株しか見られなかった。この種子が零れてたくさん発芽することを願っている。
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センニンソウ・2~果実

 富士見台公園で植栽に蔓を伸ばしている「センニンソウ(仙人草)」。キンポウゲ科センニンソウ属のつる性落葉木本で北海道から九州までの陽当たりの良い山野や道端などで良く見られる。8~9月に純白の花を多く付け果実は痩果になる。仙人の髭に見立てた長い毛は雌蕊の柱頭が長く伸びたもの。
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クマシデ

 松木えのき公園で見掛けた「クマシデ(熊四手)」。カバノキ科クマシデ属の落葉高木で本州、四国、九州に分布している。雌雄同株で4~5月に花序を出し果実は秋に稔る。写真は葉状の果苞の集まりで堅果はその内側の基部に付いている。葉は互生し長さは5~10センチ。イヌシデやアカシデの葉の側脈は10~15対だがクマシデの側脈は15~24対と多い
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散歩道・8~レンガ坂

 多摩ニュータウンの中心地、多摩センター駅の南側に“レンガ坂”と呼ばれる勾配6%の緩やかな坂道がある。全長約370メートル、幅約15メートルの自転車歩行者専用道路で、昭和56~57年に旧・住宅都市整備公団が整備し多摩市に移管した。しかし築造から40年が経過しレンガタイルの老朽化が進み、また100本ある街路樹の倒木の危険性が高まり、市は改修が必要だと判断した。現在はユリノキが106本、カエデ類などが14本数えられてるが、2年前の台風15号では13本のユリノキが倒れたという。
 改修工事では舗道のレンガ調を維持するものの高木のユリノキを伐採し、風に強いヤマボウシやサトザクラなどを植栽する計画になっている。
 写真では道の両側に高木のユリノキがあるが綺麗な黄葉はほとんど終わってしまった。坂を下った先が多摩センター駅になる。伐採は来年春には実施される予定で、この眺めは来年は見られない。
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キチジョウソウ・1~果実

 キジカクシ科(←スズラン科・ユリ科)キチジョウソウ属の「キチジョウソウ(吉祥草)」。関東以西の林内に生育する多年草で、秋に穂状花序を付け冬に果実が赤く稔る。果実は直径7~8ミリの液果で中に2個の種子がある。
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タカオヒゴタイ・2~果実

 キク科トウヒレン属の「タカオヒゴタイ(高尾平江帯)」。9~10月に直径2センチほどの頭花を数個付ける。頭花は筒状花のみで果実は冠毛の付いた痩果になる。果実は長さ4~5ミリで冠毛は1センチほど。これは片倉城跡公園のもの。
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シュロソウ・1~果実

 シュロソウ科(←ユリ科)シュロソウ属の「シュロソウ(棕櫚草)」。北海道~中部地方の山地や草地に生育する多年草で6~8月に暗紫褐色の花を咲かせ果実は蒴果になる。果実には3つの稜があり上部は尖っている。熟すと縦に裂けて種子を零す。写真は既に種子を出した後で中は空だった。シュロソウの名前は、枯れた葉柄の繊維がシュロの毛のように長く残ることから名付けられている。
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