バレたら修正で許される？

　「森田知事は、福岡県内の公立高校で行った講演の謝礼金五十万円を政治資金管理団体の収入にしていたことについて、同校から「政治献金という意図ではない」と修正を求められたことを明らかにし、政治資金収支報告書を修正する考えを示した。」と千葉日報の記事にあったが、他からも修正を求められるのは必至だろう。修正すれば脱税が許されるとでも思っているのだろうか？
　２００５年、甘利利明行革担当の団体より100万円、自民山崎派から300万円の寄付があったのに、収支報告書に記載が無かったが、「繰越金」として修正し、その後の３年間も「繰越金」として修正したそうだ。４年間も「４００万円」という不明な金があった事になり、虚偽記載は明らかである。
　「ドン・キホーテ」からの企業献金が、違法だったにも関わらず、知らなかったから「返却（道義的な見地から）」すれば問題はないと、言い放つ有様である。

修正すれば許されるのが「政治資金規正法」なのか？未だに、千葉地検の動きはないが、一刻も早い「起訴」を望む、今日この頃である。