岐阜の画廊 文錦堂

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「-李白と酔う- 杉本玄覚貞光 酒器展」会場奥風景

2025-03-18 12:25:16 | 工芸

皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、朝から青空が広がり爽やかな一日となっております。

さて、16日()に無事閉幕した「-李白と酔う- 杉本玄覚貞光 酒器展」
本年で90歳となられ卒寿を迎えられる杉本先生ですが、会期中は信楽・岐阜間をお一人で車を運転され、ほぼ毎日在廊してくださいました。
あまりの元気さにお客様方も大変驚かれていました。

それでは、会期中ご紹介出来なかった個展会場奥風景をご紹介致します。 

先ずは、茶陶作家として名高い杉本先生の珠玉の「茶碗」作品が来場者をお出迎え致します。

 額は、故 加藤唐九郎の書「土は生きている」

 杉本先生の代表作【黒茶碗】。 この鉄さびの景色を学びたいと、細川護熙氏が五年間杉本先生の所へ通われたそうです。

続いて、杉本先生が自宅や旅先などで気軽にお抹茶を楽しんでほしいと、ぐい呑と同価格で出展された「旅茶碗」作品が並びます。



違い棚コーナーには、自宅で気軽に四季を感じてほしいと、「掛花入」が旅茶碗同様にぐい呑と同価格で出展され話題を集めました。

最後は、人気の「酒器」コーナー。 まるで茶碗のような趣の酒器は、目の肥えた多くの酒器コレクターを魅了しました。

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「-李白と酔う- 杉本玄覚貞光 酒器展」開幕です!!

2025-03-13 14:19:41 | 工芸

皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、朝から曇り空ながら穏やかな一日となっております。

さて、先週末 8日(土)より「-李白と酔う- 杉本玄覚貞光 酒器展」 【 ~16日()】が始まりました!!
茶陶作家として名高い杉本先生ですが、今回は酒器が中心となった個展会場となっています。

 今展では杉本先生のご厚意により、作品をご購入された方に作品集がプレゼントされる特典も。

:弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)でも出品作品を販売させて頂いております。

それでは、今年で御年90歳となられ卒寿を迎えられる杉本先生の3年ぶりとなる個展会場をご紹介致します。 

先ずは、わびさびの対極の美としてきれいさびと称し、近年精力的に取り組む【青瓷】作品が来場者をお出迎え致します。
絵画は、山崎 隆夫(1940- 京都市立芸術大学名誉教授、日展理事 )画伯の3号「紅白梅」。



水墨で李白が描かれた掛軸と共に、【赤】【白】・【黒】による「楽ぐい呑」が床の間を飾ります。



続いて、猿投の土を用いた【灰青蛍手】や、鉄分を多く含む土に白化粧土を塗って焼成する【粉引】による酒器が並びます。



豪快なかいらぎなど存在感溢れる【井戸】や、まるで茶碗のような趣の【楽】など逸品揃の酒器が並びます。



今展では、酒器の他にも自宅で気軽に季節を感じてほしいと、【掛花入】がぐい呑と同金額で発表されて大きな注目を集めています。

 「粉引掛花入」に無造作に投げ入れた椿がよく映えます。

明日も画廊奥の会場風景をご紹介致します。 乞うご期待!!

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次回展DMのお知らせ

2025-02-25 15:41:40 | 工芸

皆様、こんにちは。

やっと決算と確定申告を終え、本日納税も無事に済ますことが出来、これで先ずは一安心です。

さて、「MINO展 2025」を盛況のうちに無事終えてホッとしたのも束の間、次回展DMのご案内です。
次回展は、3年ぶりの開催となる杉本玄覚貞光先生の個展です。
今展では、-李白と酔う-と題し、酒仙と称された李白の酒讃詩に合わせて描いた書画と酒器を中心に発表されます。

今回も話題の展覧会となりそうです・・・。

「-李白と酔う- 杉本玄覚貞光 酒器展」 令和 7年 3月 8日(土)~ 16日() 会期中無休

大徳寺511世 故 立花大亀老師が名付けられた「寺垣外(てらがいど)」窯で、茶陶一筋に作陶される杉本玄覚貞光先生の3年ぶりとなる岐阜個展です。
信楽は雑器の心を、伊賀は織部の思想を汲み取り、黒茶碗は長次郎を、赤茶碗は光悦を目指し、高麗は朝鮮の民と風土を・・・。
各々単味で使える土を探し、薪の一本一本まで吟味されて生み出される作品からは、凛とした風格と共に凄みさえ感じられます。

本展では、酒仙と称された李白の酒讃詩に合わせて描いた書画と酒器を中心に、茶器も交えてご出展頂きます。
立花老師のお導きの下、自然のままの陶の真髄を追求する杉本先生の珠玉の新作群を、皆様お揃いでご高覧賜わりますようご案内申し上げます。 画廊 文錦堂

8日(土)・9日()杉本玄覚貞光 先生在廊の予定です。

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「MINO展 2025」会場奥風景

2025-02-12 12:19:02 | 工芸

皆様、おはようございます。

今日の岐阜は、どんよりとした冬空に覆われた寒い一日となっています。

さて、昨日は建国記念の日で祝日だったこともあり切れ目なくお客様にご来廊賜わるなど連日にぎわいをみせる「MINO展 2025」 【 ~16日()】。

一昨日に引き続き、人気陶芸家6名による六者六様に彩られた会場奥風景をお楽しみください。

昨日より弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)でも、出展作品を販売させて頂いております。



先ず、会場奥正面には、すっかりMINO展でもお馴染みとなった新 学さんの【窯変織部】作品が並び、来場者の目を惹きつけます。
二度三度と重ね焼きされて生み出された窯変の景色が、ダイナミックな鎬の造形と相まって見応え十分です。

 今展で新たに発表され話題となった【黒青織部鎬茶碗】。黒の器肌に青と緑の織部釉が混じり合う景色はカッコいいの一言。

続いて、「MINO展」初登場の後藤 秀樹さんの作品が整然と並びます。
シンボリックな貝作品をはじめ、造形力溢れる作品で圧倒的な存在感を放ちます。

 DM掲載作品の「海神(わだつみ)」。

違い棚コーナーには、後藤 秀樹さん・坂口 健さん・松村 遷さんの作品が並びます。



最後は、人気の「酒器」コーナー。 各出展作家の個性がぶつかり合った酒器の競演は、多くの酒器コレクターを虜にしています。

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「MINO展 2025」開幕です!!

2025-02-10 13:40:34 | 工芸

皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、風もなく穏やかな一日となっております。

さて、全国各地の窯業地でその伝統を継承しながらも、表現の一環として志野・織部など独自の美濃焼を制作する陶芸家に焦点を当てた文錦堂名物企画展【MINO展】
今年も「MINO展 2025」 【 ~18日()迄】と題して、先週末8日から始まりました。
初日は積雪10cmを記録するなど大雪に見舞われましたが、それでも県内外から多くのお客様がお越しくださり本当に感謝の念が堪えません。

今回は出展作家全員が揃ったこともあり、夜は陶芸談談議に熱を帯びながら親睦を深め合いました。

明日11日より、弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)にて出展作品を順次販売させて頂く予定です。

それでは、現代陶芸をリードする人気陶芸家 6名による六者六様に彩られた美濃焼の “競演” をお楽しみ下さい。





先ずは、玄関正面のコーナー。 昨年は炎芸術でも巻頭特集されるなど大活躍だった松村 遷さんによる【本沼手黄瀬戸】作品が来場者をお出迎えします。
絵画は、山崎 隆夫(1940- 京都市立芸術大学名誉教授、日展理事 )画伯の3号「紅白梅」。



床の間を飾る作品は、松村 遷さんの「本沼手黄瀬戸水指」と「本沼手黄瀬戸左馬茶碗」
長縄 士郎(1923-2021 日展参与)画伯による軸装「立雛」と共に、華やかな春の趣を演出してくれます。

 岐阜の名勝 金華山の石を使った「稲葉山手」を新たに発表され話題を集めています。

昨年から参戦の金本 卓也さんによる重厚感溢れる【織部】作品も存在感を放ちます。

 刳り貫きによる力強い造形が印象的な酒器群も並びます。

続いて、MINO展でもすっかりお馴染みとなった坂口 健さんの新作も並びます。
搔き落としの技法を用いた坂口さんの自由な織部は、人気拡大中です!!

 「織部太陽仮面瓢花生」

最後は、MINO展ご常連の鈴木 健さんによる色鮮やかな 【志野】 作品が整然と並びます。
御尊父 蔵先生譲りの白い釉薬から浮かび上がる鮮やかな緋色とピンホールが美しく、多くの来場者を魅了しています。

 昨年満を持して発表され話題となった「志野茶碗」、今展ではさらに進化しております。

明日は、画廊奥の会場風景をご紹介致します。乞うご期待!!

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