皆様、こんにちは。
今日の岐阜は、朝から曇り空ながら穏やかな一日となっております。
さて、先週末 8日(土)より「-李白と酔う- 杉本玄覚貞光 酒器展」 【 ~16日(日)】が始まりました!!
茶陶作家として名高い杉本先生ですが、今回は酒器が中心となった個展会場となっています。 今展では杉本先生のご厚意により、作品をご購入された方に作品集がプレゼントされる特典も。
注:弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)でも出品作品を販売させて頂いております。
それでは、今年で御年90歳となられ卒寿を迎えられる杉本先生の3年ぶりとなる個展会場をご紹介致します。
先ずは、わびさびの対極の美としてきれいさびと称し、近年精力的に取り組む【青瓷】作品が来場者をお出迎え致します。
絵画は、山崎 隆夫(1940- 京都市立芸術大学名誉教授、日展理事 )画伯の3号「紅白梅」。
水墨で李白が描かれた掛軸と共に、【赤】・【白】・【黒】による「楽ぐい呑」が床の間を飾ります。
続いて、猿投の土を用いた【灰青蛍手】や、鉄分を多く含む土に白化粧土を塗って焼成する【粉引】による酒器が並びます。
豪快なかいらぎなど存在感溢れる【井戸】や、まるで茶碗のような趣の【楽】など逸品揃の酒器が並びます。
今展では、酒器の他にも自宅で気軽に季節を感じてほしいと、【掛花入】がぐい呑と同金額で発表されて大きな注目を集めています。
「粉引掛花入」に無造作に投げ入れた椿がよく映えます。
明日も画廊奥の会場風景をご紹介致します。 乞うご期待!!