岐阜の画廊 文錦堂

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「~志野に想いを馳せて~ 鈴木 都 陶展」開幕です!!

2018-04-10 12:32:41 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、雲一つない青空が広がっています。

さて、先週末7日より「~志野に想いを馳せて~ 鈴木 都 陶展」【 ~15日()迄】が、いよいよ始まりました。
おかげ様で、ブログの更新も出来ないほど、連日県内外から多くの愛陶家の方々に足をお運び頂いております。
また、今展では陶芸家や美術商、美術館関係者も視察に訪れるなど、都さんへの注目の高さを感じる個展となっています。
改めて、厚く御礼申し上げます。
昨日は、地元ぎふチャンのニュース番組【ステーション】でも今展を取り上げて頂けました。

 テレビ初出演でかなり緊張気味の都さん。(笑)

明日11日(水)、21:00より弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)において、出展作品を順次販売させて頂く予定です。

それでは、「志野」をテーマに文錦堂2回目の個展となった今展の会場風景をご紹介致します。 
唐九郎に憧れ、小学生の時からしぶや 黒田陶苑に通い詰めたほどの「茶陶少年」が、今まさにその才能を開花させています・・・。





玄関正面は、様々な志野を手掛ける都さんならではの「片口」が来場者をお出迎え致します。
絵画は、西野 陽一(1954- 無所属)画伯が描いたS.M「春 鯰」。



床の間には、深い赤みと重厚感溢れる趣が印象的な「猩猩志野壺」が飾られ、凛とした空間を演出します。
軸は、中路 融人(1933- 文化功労者・日本芸術院会員・日展顧問)画伯が描いた「湖北早春」。



ほのかに緋色が彩る「志野」ならではの、温かみ溢れる「酒器」「湯吞」が並びます。



華やかな彩りの「黄瀬戸」や淡い緋色を呈した「赤志野」など、春らしい趣の「食器」群も出展されています。



「志野」といえば、やはり「茶碗」。 今展で初めて発表された「猩猩志野茶盌」が、存在感を放ちます。



明日は、画廊奥の会場風景をご紹介致します。乞うご期待!!


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「鈴木 都 展」DM作品紹介/開催にあたり注意事項

2018-04-05 12:43:02 | 工芸
皆様、こんにちは。

早いものでもう4月なんですね!? 
気持ちを新たに、新年度をスタートされた方も多いかと思います。

さて、明後日からは文錦堂でも美濃焼の新星としてその将来が期待される鈴木 都さんの2年ぶりの個展を開催致します。
予報では、初日の天気はあまり芳しくなさそうですが、宜しくお願い申し上げます。

つきましては、「-志野に想いを馳せて- 鈴木 都 陶展」【7日(土) ~15日()】開催にあたっての注意事項をお知らせ申し上げます。
事前のお問い合わせが多数あるなど、初日は大混雑が予想されます。
開店時の混乱を避ける為、AM7:00~ 整理券を配布させて頂きます。
事故防止の為 、予めご了承のほど宜しくお願い申し上げます。
また、初日の夕方からは【鈴木 都さんを囲む会】も企画致しておりますので、お気軽にご参加下さい。

なお、岐阜では7・8日と岐阜のまちの春の風物詩「岐阜まつり」と、「道三まつり」が開催されます。
7日の夜には、岐阜市の重要有形民俗文化財に指定されている4台の山車と神輿が練り込む「岐阜まつり・宵宮」も開催されます。
多くの提灯がつけられた山車を前後左右に揺らしながら進む幽玄の姿が楽しめますよ。
是非、今週末は岐阜まで足をお運び頂きますようご案内申し上げます。

それでは、DM作品をご紹介致します。
今展では、【猩猩(しょうじょう)志野】と名付けられた赤い志野茶盌を初めて発表されます。
『猩猩』とは中国の古典に登場する酒にまつわる物の怪のことで、日本では真っ赤な能装束で飾った能の演目にもなっています。
まだまだ不安定で、今回の発表に至るまでにも相当数窯をダメにされたそうですが、今後の都さんの代表作となりそうです・・・。



   鈴木 都 作「猩猩志野茶碗」 H 8.2×D12.8cm
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