皆様、こんにちは。
今日の岐阜は、どんよりとした曇に覆われた冬空の一日となっております。
さて、2年ぶりの開催となった「-桃山・高麗- 内村 慎太郎 陶展」 【~ 15日(日)迄】が、先週末7日から始まりました!!
今展では、守破離を意識された高麗《I》シリーズを中心に出展されたこともあって、令和6年を締めくくるに相応しい見応え十分の展覧会となっています。
内村先生生ご夫妻も在廊された初日・二日目は、全国から多くの愛陶家の方々に足をお運び頂き、閉店時まで大賑わいとなりました。
※弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)でも、今出展作品を販売させて頂いております。 どうぞ、そちらの方もお楽しみ下さい。
それでは、昨日四十代最後の誕生日を迎えられてますます円熟味が増した内村先生の個展会場風景をご紹介致します。
先ずは、「井戸」をはじめ「三嶋」・「掻落」による酒器揃が、入り口正面を飾ります。
額は、徳岡 神泉(1896~1972 文化勲章・帝国芸術院会員 )作 「蜜柑」 。
床の間には、内村作品にしては珍しくモダンな趣の「Bi-tonal vase」が存在感を放ちます。
掛け軸は、掛軸は、日本画壇の巨匠 川合 玉堂 画伯(1873~1957 文化勲章・帝国芸術院会員 ) による 賛「楽 分」を。
使い手に器が育つ楽しさを感じてもらいたいとの想いが強い内村先生。
今展でも掻落/山瀬/絵唐津/朝鮮唐津/御本・・・など、使い勝手が良くいかにも育ちそうな魅力溢れる食器群が多数出展され人気を博しています。
内村先生と言えば、京都の野村美術館でも個展をされるなど茶の湯関係者からも高く評価されています。
今展でも魅力的な茶碗が数多く出展され、愛陶家の眼を釘付けにしております。
明日は、画廊奥の会場風景をご紹介致します。乞うご期待!!