歴史模擬授業の安土・桃山時代の第一弾をアップすることができました。
第二弾は原稿が完成しているので、あとは画像入れ&文字色付けをするだけですので明日あたりに
更新できるとは思います。
織田信長さんは大変人気のある戦国武将です。私も嫌いではありません。
ただ、なんとなく私には心の闇が感じられるときがあります。
おそらく、彼は小さいころに、自分では普通だと思うことをしていたと思うんです。
でも、まわりは自分を「うつけ(アホ)」と言うし、将来を心配されたりする。
今こそ、彼は最先端をいっていたんだ!だから「うつけ」と呼ぶ方が遅れてるんだ!と
思えるけど、子どもの頃の信長からすれば、将来自分がどのようになるかは不透明で
不安になったことがあるのかもしれない、と私は思うんです。
私は信長ほどすごい人ではありませんが、小さいころは「うつけ(たわけ)」呼ばわりをされ、
先生にも将来ろくなものにならない、と言われ続けていました。
(最初から私の存在を認めてくれたのは母だけでした。)
私にとってはあたりまえだと思うことをしたりしてただけなのに、どうしてまわりはそれをわからないんだろう、
と不思議で、何度も長期間馬鹿にされ続けて自分は「馬鹿」「人間のクズ」だと思うようになりました。
何もかもに自信をなくし、その自信のなさが外にまで出て、
それがいじめを誘発し、それでさらに自信をなくし・・。
中学に入ったあとで、「勉強」というもの真剣にするようになり、
物事の真理を追究してもおかしくないということがわかり、
今までの自分の行動が「うつけ(たわけ)」ではなく、
ただただ探究心があったということがわかりました。
そこからは、多くの人にわかりやすいよう、
探究心は探究心で、点数をとるのは点数をとる、という形で
定期テストでは高い点数を、進学校に行くなど・・・
自分の領域に他の人が入ってこないようにして、
自分なりの楽しい勉強をすることができるようになり、自信がつきました。
そうすると、自分を慕ってくれる後輩や仲間も増えて、
大学時代には、
リーダーシップを発揮して楽しむことができました。
でも、引き際はさっぱりしていて、もう自分はこの世界に必要ないや!と思うと
「すぱっ」と手を離すのもはやかったりするんですよね。
「また、自分をわかってくれない人がでたんだ。しかも後輩(部下)がそう思うなら
もうしょうがないや~。」と。
信長のように後輩に裏切られたことはないけど、なんとなく違和感を感じた時はすぐに身をひきます。
だって、自分をわかってくれる相手なんて少ないんだから、わかってくれないなら、自分から手をひいて
新しい世界に行った方が良いもんと。(もちろん、何年かはがんばるけどね。)
だから信長が本能寺の変で「是非もなし」とあっさり自分の幕をおろしたのもわかる気がします。
だって、小さいころはわかってもらえなかった、大人になって自分を慕う人が多くなったけど、
それがどんどん巨大化して、だんだんと統一できなくなってしまったので、
また昔のころに戻った感じがした。
その中で、たぶん自分の意志をついでくれる部下がいることもわかっていて、
もう自分じゃなくても・・と思ったのでは?と。
あくまで、私の思い出と信長の生き方をスライドさせてみましたが、
小さい頃に能力を認めてもらえない人って、
どんなに努力してもわかってもらえない人にはわかってもらえないことを知っていて、
権力を握ってから慕ってくる相手も嘘か本当かを見分けられるようになっているんだと
思います。(全員じゃないけど)
私個人の勝手な見解なので、もし不快に感じた方には大変失礼ですみません。