社会科塾講師☆ブログ~しゃかりき!~

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今年から塾講師を始められる方へ

2010年03月30日 15時17分18秒 | 先生としての姿勢・やり方・豆知識

今回は、新しく塾講師になった方へのメッセージを、と思います。

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おそらく、入社した塾によっては、もうすでに授業を任されている新人の方もいらっしゃると思います。

 授業をやっていくと、

だんだんと「理想と現実のギャップ」を感じ、

そのうち「私がやりたかったのはこの仕事ではないかも?」などの迷いや

「この塾の教育方針はおかしいと思う」という疑問や不満な気持ちが出てくると思います。

むしろ、そういう負の感情が出てこない方が心配です。

なぜなら、それは現実の汚さに気がつかなかったり、自分なりの教育ビジョンがなかったということですので。

 

ですので、このような負の感情は大切にしてください。

ただし、それですぐ塾を辞めるということは、極力避けた方が良いでしょう。

少なくても1年、できれば3年はがんばった方が良いです。

なぜなら

「現実」を知ることも大切で、その「現実」を知り、感情的にも整理がつくのが1年です。

そして、その「現実」を元にして、自分なりの行動に移すのが2年目。

しかし、大概は失敗したり、周りの同僚や先輩・上司がどのように動くのかによって、これから自分が戦うべき相手と大切にすべき相手を見定めることになります。

そこで2年目の失敗を元に、3年目に、もう一度トライをしてみるのです。

それによって、自分の教育方針が良かったのかどうかがある程度納得もいきますし、

自分にも自信がつきます。

 

 

また、3年目になる25歳前後の年齢になるので、結婚するか否かを定める時期にもなります。

結婚が終着点ではないですが、結婚する相手によって生き方が変わってきます。

 

女性の場合、結婚相手が転勤族だったら、自分が勤めている塾を辞めなきゃいけないかもしれません。

また子どもが出来たときにどう行動すればよいか、も必要です。

男性の場合、塾はほとんど休みがなかったり、夜に仕事になるので、

結婚相手と一緒にいられる時間なども加味したり、下手すれば転職ということも考えなければなりません。

(給料と拘束時間の関係や、保険や自分の体力のことなどで)

 

私の場合は、1年目は「現実の理想のギャップ」による絶望や、先生同士の人間関係ですごく悩み、2年目はトライ&失敗→入院をし、3年目にそれまでの反省をもとに、自分らしい授業や仕事をし、ある程度成功はできました。

 

そのおかげで、転職したあとでも、自分なりにどんなことでもやれるようになりましたし、自信もつき、今に至ります。

 

ですので、どんなにつらくても3年は続けると、良いこともあるな、と感じることができるので、今はひたすら頑張ってほしいと思います。(ただし、個人個人で状況は異なるので、やめた方が良い場合もありますので、私の意見は、体力や精神力が残っている状況で「やめようか迷っている」という段階の人用です。)

ただし、その「頑張る」というのは「とにかくいつでも仕事のことを」というのではなく、「ポイントをつかみ、どこで上手に休むか」さぐって頑張ってほしいです。

 

 

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