社会科塾講師☆ブログ~しゃかりき!~

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「全然わからない」「全然できない」という言葉の意図

2013年01月12日 22時53分14秒 | 先生としての姿勢・やり方・豆知識

今回は生徒がよくする、

先生(親)を困らせる質問第二弾です。

今回の内容は

「全然わからない!」「全然できない!」

という質問・・というかつぶやき?

 

この言葉は先生にとってはキツイ一言

なぜなら、自分は少しでも分かりやすくするために日々授業の工夫をしているのに、

「全然わかんない!」といわれるのだから、自分の授業や存在が否定されてしまった気になるから。

 

でも、この言葉にはどんな気持ちが隠されているのか?というと、これは簡単!

わからないから(できない)から、先生助けて!です。

だから頭ごなしで怒ったり説教するのでなく、どのように生徒さんを助けるかを考えるのです。

 

 

しかし、ここで1つ注意!

人によって「できる」「できない」の基準が違うということ

しっかり認識しなければいけません!

1つ問題がとけただけで自分はできる!授業をうけてわかった気になっているような子もいれば、

 

1つでも問題がとけないと全然自分はだめだ、少しひっかかることがあったから全然わかんない!と思う子も

いるのです。

 

なので、まずはテストの結果を照らし合わせて、そしてその子の志望校や志望順位成績)を確認しましょう。

 

つまり「生徒自身が理想の自分と現在の自分のはどれぐらいあるのか?」

を考えること。

 そして、まだまだ理想の自分からほど遠いなら、

それに近づくにはどうすればいいか?を具体的に,先生が一緒に生徒と考えるのです。

 

もし、理想と現実が近いなら、ほめてやってそれを認識させてやること。

理想と現実が近いのに全然自分はできていない!と言う子は

自分に自信がなくて、だれかにほめてほしいのです。

 

テストという数字ではっきり表れるデータは、

生徒の指導・相談にもひとつの便利なツールになります。

 

人間の価値を決めようとするテストは悪!と思っている方もいらっしゃるようですが、

テストもその子の数ある個性の1つ!くらいの軽い気持ちで考えてみてはいかがでしょうか?

 

 

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※現在,過去の記事を削除・編集しております。その中の記事の中でいくつかピックアップして

ブログに再度アップしています。この記事はその1つです。

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