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今日は,フランス革命がおこった日ですね♪(1789年7月14日)
フランスの歴史は好きで,大学時代はフランス革命&ナポレオン時代をよく勉強したものです。
フランス革命というのは,他の市民革命に比べ,
激しく目まぐるしく権力者がかわり,勉強して,ややこしい革命です。(他の革命も難しいですが・・)
ですので,実は高校のころはあまり好きじゃなかったんです。
大学に入り,ナポレオンがなぜ「革命の申し子」と言われているのか,を知ったときに,
フランス革命の一連の動きがわかり,すごく感動したものです。
彼は,フランス革命で掲げていた「自由」「平等」をまとめ,具体化してくれた人物だと私は思っています。
←この絵は私が描いたナポレオン。似てなくてすみません。
フランス革命では,それぞれ人々がそれぞれのの「自由」と「平等」を真剣に考え,行動していたんです。
でも,理論が先立ち,それで血なまぐさい事件(ジャコバン派のいきすぎた処刑など)が起きたり,
かと言って現実的なものばかり追いすぎると堕落(だらく)する・・。
そのさじ加減ってすごく難しい。
(教育でも,理論が先か,現実が先か,でよく先生同士で対決がおこったりも。)
だから,フランス革命ではさじ加減がうまくいかず,何度も政局がかわり・・,ということなのです。
政局が混乱しているうちに,革命精神を認めない,イギリス・オーストリア・ドイツなどがフランスと戦争し,
フランスはなかなか勝てない。フランス人は自分たちのおこした革命にだんだんと自信をなくしていく・・。
そんなときに,政局混乱をおさめ,フランスを勝利に導いたのがナポレオン。
つまり彼は,フランス人に希望と光を与えたわけです。
ただ,その後,地位と勝利にこだわりすぎて,ナポレオンはやりすぎた独裁をしていくのですが・・。
フランス革命がなければ,今の私たちの民主主義もありえなかったと思うので,
今日はひたすら,フランス革命のころの志士達に感謝する日です。
写真はフランスの革命の舞台だった場所の1つ。まん中のふたりは,新婚旅行中の私たち夫婦。
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