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生徒には「怒っていれば良い教育」とは私は思えない

2013年01月11日 22時51分15秒 | 先生としての姿勢・やり方・豆知識

今回は生徒対応に関する先生の態度についてです。

 

生徒に対し,怒る姿勢が良いのか,それとも優しい姿勢が良いのか?という問題が

よく教師間で出ることがあります。

 

「怒る姿勢が良い教師」と思っている先生は,

優しい先生に対し,「生徒に嫌われることを恐れて,この先生は優しいだけ」と思って,

その優しい先生にも怒ったりすることも・・。(もちろん,全員ではないですが・・)

 

そのよく怒る先生としては,

「生徒は気が緩むことが多いから,ちゃんと怒ってしゃきっとさせなきゃ!」という

想いがあるようで,その考えが間違っているとは私は思いません。

やはり,気の緩みで成績は下がってきますし,

勉強を強いられないとやらない生徒さんも多いので。

 

ただ,私は,どの生徒にも「怒って」いれば,

その生徒さんはやる気を出す,とは思えないのです


たとえば,私の場合は自分に必要以上に自信がないので、

信頼している人以外からキツイ言葉を言われると、

必要以上に落ち込んで殻に閉じこもってしまいます。

しかし、ずっと一緒に頑張ってきて、「この人の言うことは信頼できる!」と思った人に、

どんなに厳しいことを言われても歯を食いしばって頑張ることができるタイプです。
(おかげで、誰も達成できなかった苦しいことをやり遂げたこともあります)

だから,最初から「怒られて」ばっかりだと,かえって,やる気がなくなります。

さらに自信が喪失し,できるものもできなくなってしまいます。

(弱い人,と言われれば,弱い人なんでしょうが,なぜ弱いことが悪いことと言われるのしょう?という疑問も・・)

 


なので、私は生徒にも最初からキツイことや、生徒をけなすことをしたくありません。

怒るべきことは怒らなければいけませんが、

それを除けば、

まずは目の生徒の生徒を愛することを念頭におき、

それぞれの生徒の性格を理解することを最初の方は努めたいです。


そして、半年~1年ほどかけて、生徒との間に信頼関係を築いて、


そのあとで、厳しいこともどんどん言って、生徒と一緒に目的にむかって向上していきたいんです。



先に、厳しいことを言っても、先生の空回りになったり、

委縮しすぎて自分を隠す生徒もあらわれてしまうこともあると私は思うんです。


最初から好印象の先生って、カリスマ性があるタイプです。


私には、それはない。


でも、逆に、そういう私だからこそ、弱い心のある生徒を助けることもできるんだ!というプライドもあります。

まずは、生徒に「私は君たちを愛しているよ。」ということを伝え、信頼関係をきずくのを私は優先したいです。

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※現在,過去の記事を削除・編集しております。その中の記事の中でいくつかピックアップして

ブログに再度アップしています。この記事はその1つです。

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