■ 下図はフジローヤル R-101 の取出し口から見た、シリンダー(回転ドラム)厚みが見える部分である。
しかし、これは周辺だけである。
■ こちらは 同じくR-103である。これも同じく数センチの幅だけである。
どちらも分厚く見えるが、実は、これは前後の円周の奥行き数センチの部分だけある。
分解をしたことない人は、これを見てヘンテコな理屈を本気で言う。
放射熱云々というものそうだ。
焙煎機のシリンダーの全体は薄い鉄板である。
そして、強制的にファンにより熱した空気は入れ変るのである。
豆はフィンで常時、攪拌されて前面部に押し出されている。
【重要事項】
これがコーヒー焙煎機の全てだ。 鋳鉄(ちゅうてつ)で形成された全部が、
簡単に言うと、縦のフライパンにような感じで煎っている。
■ 決して「下部」のバーナーで焼いてるのではない。
だから、これが理解していない素人のヤフオク焙煎機は、バーナーを増強してるわけだ。これは根本的に焙煎機を判っていない。
本物を高いからと買ったことがないから自作している。
本物を知らない人が作っている。
■ フジローヤルR-101 1キロ焙煎機は、たった2100kcal
(カセットコンコはもっと大きくて3100k~3500Kもある)
■プロバットも95%は熱風式だから、バーナーでシリンダーを炙っているわけではない。
ここ、お判りか?
■ コーヒー焙煎機は、前面の鋳鉄部分と、シリンダーの円周部分(ここも鋳鉄)で、 深いフライパンを縦にして豆を煎ってると思って良いわけでです。
■ だから温度センサーも、この前面部分に設置してある。
フジローヤルのそれは、低い部分に設置されている。
これは日本人の柔軟な焙煎、1キロ機でも250gで煎ることにも対応出来る。(それを想定して設計したかどうかは私には判らない)
■ 基本、ドイツの機械は5キロ機はカッキリ5キロを焙煎するも目的だから
豆が前面にあるものと想定しいるので、センサー部分はもっと上にあるから
表示温度はフジとは大きく違う。
■ これも【排気ダンパー】を焙煎中に弄る馬鹿には、未来永劫理解出来ない。
ここが理解出来ていれば排気ダンパーは絶対に弄ることはない。
今、日本の焙煎屋の9割は「けなげ」に排気ダンパーを得意になって操作しているが(悪い本に影響されて) しかし、誰一人、たった一人でも、どういうメカニズムで味が判るのかは説明出来ない。
間違った温度表示になってることも低脳では理解出来ない。
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判りましたか?
焙煎機とは、如何に安定して使用するかだけです。
「排気ダンパー」を弄ったら即、終わる。
それで味が変わったら、世界がひっくり返る。
味が変ったと思うのは、デタラメになってるからです。
そういう連中の仕入れ先こそ、当講座が絶対に自信を持ってオススメしない生豆会社です。
お気の毒です。
縁無き衆生度し難し。