■人は必ずミスをします。そのミスった焙煎豆を捨てる商売人はいません。だから、必須のテクニックとしてダブル焙煎があります。
ダブル焙煎は通常のテクニックです。
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■これを意識的に全ての豆の前半にそれを施すお店もあります。積極的ダブル
つまり、身も蓋もないことを言え、コーヒー焙煎の前半はどうでもいいことになります。「排気ダンパー」云々はどうでもいいのです。実際。
「ニュートラル」とか「排気ダンパーを一段あけて・・」は?ハッキリ言って全く無意味なのです。 最初から書いてるように、そんなものに全く意味はありません。そういうことです。
事実と向き合うことです。
だからこそ、皆さんが、この事実を土台に、皆、ダブル焙煎しています。
ヘンテコな温度上昇率を教えて、1分ごとに温度を記入するなんてプロはいないのです。
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■後半にダブルすること、
これは、焙煎ミスのリカバー焙煎です。消極的なダブル
これは多様なパターンがあります。
【時期】
① 焙煎直後(熱いまま)釜に戻す
② その日、次の日
③ ある程度日数が経ったとき
【方法】
既に1ハゼは終えていますから、後半戦です。
投入温度は任意、設定も量によって任意です。
(つまり、豆の量によって変わるという当然を書いてます。)
コントローラブルな設定で、豆面での勝負です。【 色】で焙煎してる人には出来ません。
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極論ですが、ミスったといっても、99で終わるところを。97、98で出したわけですから、
残りの「2」を足すのですから、シビアな難しい追加です。
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■最後に「ダブル焙煎」を整理してみましょう。
【目的別】
① ミス修正
② 焼ムラ補正(前半・後半)
③ アイスコーヒーへの2次焙煎
④ その他(作為)
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