薪ストーブで昔、随分勉強しまして、現在は時間がなく、即温まる、薪ストーブ風石油FFファンヒーターを利用してます。10万円強。
薪ストーブ場合は、本体が30万円くらいで、煙突自体も同じ程しまして、工賃も含めると100万円になってしまいます。山をお持ちで無い方は、薪も購入しなければなりません。
これに使う「煙突」は二重煙突です。これは高価ですが必需品です。
さて、煙突のしくみや理論は、焙煎機でも薪ストーブでも化学工場でも当然ながら違いはありません。その筈です。
煙突を高くあげても、二重煙突と一重煙突では全然違います。高さの問題を言及しても意味はないのです。
煙突の「吸引力」は煙突の高さ X 温度(煙突内温度ー外気温度)
■違いは、焙煎機の温度は200度前後と とても低い ということです。ここが決定的に違います。
■焙煎機は送風ファンが付いてることも決定的に違います。
この辺りから勘違いが起きるかもしれません。
しかし、R-101特注機(60HZ)において、煙突の吸引力は無視してかもいません。むしろ吸引力が無い方が都合が良い。煙突などどうでも良い。(一重で充分)なぜなら送風ファンが若干強いから。
ただの排煙装置として私は2m使ってます。
■煙突に求めるものは「メンテナンス性」です。細かなデータ記録するより毎日掃除した方が良い焙煎が出来ます。
■ログハウスを売ってる人は「これが最高」だと言い、施工している業者さんは「?」と言う、薪ストーブも同じ。少なくとも自分の森から自分用の薪を調達出来る環境がなければ只のスタイルである。(勿論、それはそれで良いのです)
珈琲焙煎機はそのスタイルではなく、その為の道具(手段)だということだ。
ログハウスで言えば「チャーンソー」、薪ストーブなら「薪割りの斧」のそれである。
手段を目的化しないように・・・
スタイルの時代は終わって、それが普通のスタイルになったのが今だと思います。だから商売としてはとても厳しいですね。
反面、珈琲の焙煎なんてのは「技術」じゃないことが周知されつつあります。
実に「深煎り」なんてのは小学低学年でも出来ます。始発に乗って終点まで居眠りするようなものです。技術ゼロです。
むしろ、その後のブレンドと抽出が問題です。
すこし煙突から話題が外れましたが、R-101において煙突は好きにして~~~~~です。理論上立派な煙突を屋根に突き出しても、逆に外の強風の影響を大きく受けることもあります。
または外れますが、 排煙装備が無い家庭用の焙煎機は美味しいわけがないわけです。敢えて呼ぶなら珈琲燻製機です。その燻し臭、こげ臭をコーヒーの香りと勘違いすると大変ですが、けっこう、そういう人は多い。
安物買いの銭失い。にならぬように